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胎児ドック 4Dエコー

Fetal assessment・4D ultrasound

胎児ドック

ほとんどの赤ちゃんは何も問題なく元気に生まれてきますが、赤ちゃんの5%程度には何らかの先天的なご病気があることが知られています。

これらご病気の多くはエコー検査で出生前にわかるようになってきましたが、実際にご病気の有無を確認するためには医師の経験や知識、集中力、エコーの性能すべてが必要となります。また、赤ちゃんは小さくてしかも胎動を伴うため、全身をつぶさにチェックしようとすると時間もかかります。

しばしば妊婦健診では診察の流れで数分程度のエコーが行われていますが、わずか数分では推定体重を測ったり4Dエコーをお見せすることはできても、ご病気までチェックするのは時間的に不可能です。病院によっては、妊婦健診とは別に時間枠を設けてしっかりエコーをしているところもありますが、実はこのような病院は少数派で、多くは、そんな時間がない、あるいはエコーに長けた医師がいないなどの理由で行われていないのが現状です。

このような現状を踏まえ、当院では赤ちゃんのご病気が心配なお母さんのために胎児ドック外来を開設しています。長年胎児エコーに携わってきた医師が時間をかけて検査致しますのでぜひご利用下さい。また、これから妊婦健診を受けるご予定のお母さんはしっかりエコーを受けていただける当院妊婦健診を候補に入れていただけたら幸いです。

初期スクリーニング

初期スクリーニング検査結果例のエコー画像

主に赤ちゃんの染色体のご病気について調べる検査です。実施できる期間が厳密に決められており、当院では妊娠11週後半~13週前半までのお母さんを承っています。

尚、担当する医師は初期スクリーニングに必要な4つのFMF認定ライセンス(NT、三尖弁逆流、鼻骨の有無、静脈管の波形)を保有しており、また確率計算はFMFソフトウェアにて実施します。

何を調べる検査なのですか?

赤ちゃんに21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーといった染色体のご病気がないか、その確率を計算する検査です。またこの時期にわかる大きなご病気の有無もチェックします。

私の年齢での染色体の病気の頻度は?

初期スクリーニング検査結果例のグラフ

染色体のご病気の種類にもよりますが、主な染色体のご病気はグラフのように年齢とともにその頻度は増えていきます。但し、体外受精の場合は採卵時の年齢で決まります。

どうやって確率を出すの?

エコーで赤ちゃんの首の後ろの浮腫(NT)、鼻骨、三尖弁逆流、静脈管の波形の4つを調べ、染色体のご病気の確率を計算します。何人に1人(例えば1/1200)という形式で表現されます。

確率が高く出たらどうするの?

1/270より高い結果が出た場合はハイリスクと判定され、羊水検査などの精密検査をお受けになるかご相談となります。

確率が低かったら安心なの?

確率は低いほど安心ですが100%の安心は望めません。より安心が欲しいお母さんは精度の高いコンバインドテストをお勧めします。

コンバインドテストって?

エコー検査の精度を高めるために血液検査(hCG-β、PAPP-A)を併せたものです。例えばダウン症の場合、エコー検査だけでも80%は検出されますが、コンバインドテストにすると95%前後に上昇します。

安心も欲しいのですが費用が……

コンバインドテストは精度が高いですが、血液検査分の費用がかかります。そのため費用を抑えなから安心も欲しいお母さんは、まずエコー検査を受けて頂き、確率がやや高め(ミドルリスク1/1000以上)の場合にコンバインドテストに進んで頂くこともできます。

こんな小さいうちから赤ちゃんの病気ってわかるの?

中期スクリーニングで判明するご病気の半分は初期のうちにわかると考えられています。この時期は頭からお尻まで7cm前後しかなくご病気チェックは難易度が高いのですが、欧米ではこの時期に可能な限りご病気チェックもしていく流れになっています。そのため当院でも国際産婦人科超音波学会の初期スクリーニングガイドラインに従い、確率計算に加えて病気チェックも実施しお母さんに安心をお届け致します。

<主な確認項目>
頭部 頭蓋骨・側脳室・後頭蓋窩
顔面 眼球・鼻骨・耳・顎
脊椎 椎骨
四肢 両前腕骨・両下腿骨・手指数
胸部 横隔膜・肺
心臓 四腔・三血管気管断面
腹部 内臓配列・胃・肝臓・腸・腎・膀胱・臍帯刺入部・臍帯動脈数

中期スクリーニング

胎児の立体画像

妊娠18週から20週ごろに行うご病気チェックです。

何を調べる検査なのですか?

お体の構造に問題がないか初期スクリーニングの時よりも詳細なご病気チェックを実施します。国際産婦人科超音波学会による3つのガイドライン(全身、中枢神経、心臓)を基本として、数多くの断面で赤ちゃんのお体を評価しご病気の有無を確認していきます。

生まれる前に調べるメリットは?

生まれた直後に赤ちゃんが急変して命が危なくなる病気をみつけることができます。事前にわかっていれば初めから専門病院でご出産頂くことで、迅速かつ適切な救命処置が始められますが、わからないまま一般の分娩施設でご出産となった場合、多くは受け入れ可能な専門病院を探して救急車で搬送しなければならず、一刻を争う時に治療が遅れてしまいます。

エコーで赤ちゃんは「大丈夫」と言ってもらっているのですか……

「大丈夫」=「ご病気がない」と思われるお母さんは多いと思いますが、この「大丈夫」にはニュアンスに大きな幅があります。特に妊婦健診の流れで行われる、数分のエコーでの「大丈夫」は「発育は普通」とか「すぐわかる大きな病気はなかった」程度のものと思われます。

最新の4Dエコーで見てもらっているので大丈夫?

いいえ。確かに4Dエコーは最新の技術で、驚くほどリアルな赤ちゃんが映し出されるため、「すごい!これなら何でもわかる!」と思われるのも無理はありません。しかしながら、ご病気チェックとしての用途は限られています。

<主な確認項目>
頭部 頭蓋骨・側脳室・透明中隔・脳梁(3D)・シルビウス裂・小脳・後頭蓋窩
顔面 眼球・水晶体・鼻骨・鼻腔・耳・口唇・顎
脊椎 椎骨
四肢 両前腕骨・両下腿骨・手指数
胸部 横隔膜・肺
心臓 四腔・左室流出路・右室流出路・三血管気管断面
腹部 内臓配列・胃・肝臓・腸・腎・膀胱・臍帯刺入部・臍帯動脈数

心臓スクリーニング

心臓スクリーニング?ちょっと聞き慣れない言葉かも知れません。しかし生まれてくる赤ちゃんの安全ためにぜひ受けて頂きたい検査です。妊娠25週から30週ぐらいの間に実施します。当院では胎児の心エコーの専門医に相当する日本胎児心臓病学会胎児心エコー認証医がエコーを行っています。

なぜわざわざ心臓だけを調べるの?

心臓のご病気は頻度が高く、また検査に時間もかかるからです。

赤ちゃんのお体の中でも心臓にはご病気が1番多く、1年以内に手術が必要な重症例は300人に1人、軽症のご病気まで含めると100人に1人近く見られます。また心臓は他の臓器と違い構造が複雑で、さらにお腹の赤ちゃんとなると心臓のサイズ自体小さいことから、細かいところまで確認するには時間もかかります。

生まれる前に調べた方がいいの?

はい、事前にご病気をわかっておくことが赤ちゃんの安全な出産につながります。

心臓のご病気は出生直後に急変して命が危なくなるものがあり、たとえ微細な異常でもご病気によっては救命のため緊急の心臓カテーテル手術が必要になります。事前にわかっていれば出産の際に心臓カテーテル手術がすぐにできるよう万全の体制を取ることができますが、気づかれずにお産となった場合、多くは救急車で専門病院に搬送することになり救命処置が遅れてしまいます。

お産は別の病院でするので、その時に見てもらってもいいですか?

いいえ、転院される前に心臓を見てもらうことをお勧めします。

里帰り出産やオープンシステム(妊婦健診は近くのクリニック、お産は病院で)ご利用のお母さんは妊娠35週頃に分娩施設に転院されますが、実はこの時期になると骨がしっかりしてきてエコーが通らなくなり心臓はあまり見えません。そのため、心臓がよく見える30週頃までに心臓のチェックが受けられるのが望ましいです。

クワトロテスト

染色体異常などの確率を計算ができる血液検査です。母体の血液中のAFP・非抱合型E3・hCG・InhibinA 4つの成分について調べます。エコー検査は含まれません。尚、この検査はNIPT(新型出生前診断)とは全く別の検査ですのでお間違いのないよう願いします。

お願いとお知らせ

当院ではクワトロ検査は妊娠15週0日~16週0日までのお母さんのみ承っています。また検査会社の回収の関係で検査は平日のみ、さらに採血を午前11時までに終える必要があります。また事前にカウンセリングを受けて頂く時間も必要ですので余裕をもって早めにご来院下さい。

尚、当院では検査前に必ずカウンセリングを受けて頂いております。費用は当院初診のお母さんの場合、初診料+カウンセリング料+検査費用で35,500円(税込)、後日の検査結果のご説明に5,500円(税込)で、合計41,000円申し受けています。また、カウンセリングの結果、検査をお受けにならなかった場合も初診料とカウンセリング料合わせて16,500円(税込)頂いておりますのでご了承下さい。

羊水検査

羊水検査の画像

羊水検査とは赤ちゃんの染色体にご病気がないか確定する検査で、お母さんのお腹に針を刺して羊水を採取し、羊水中に浮いている赤ちゃんの皮膚細胞を調べます。直接赤ちゃんの細胞を調べますので最も信頼できる検査方法ですが、検査による流産が300人に1人の頻度で起こってしまいます。そのため初期スクリーニングで確率が高かったお母さんや、とにかく安心が欲しいお母さんが対象となります。尚、絨毛検査は当院では行っておりません。

染色体が正常なら赤ちゃんは大丈夫てすか?

ご安心が欲しいお母さんにとって酷なお話になってしまいますが、染色体のご病気は赤ちゃんのご病気全体の25%に過ぎず、残りの75%は染色体が正常なご病気です。そのため残りのご病気をチェックするにはエコー検査が必要になります。

4Dエコー

「おなかの赤ちゃんは、どうやって過ごしているのかな?」
「動いている赤ちゃんを見てみたい」
お腹の赤ちゃんの様子がリアルタイムで見られるということで、エコーの日を楽しみにしているお母さんも多いのではないでしょうか?
特に、3D/4Dエコーでは、赤ちゃんが立体的にリアルタイムに見ることができます。運が良ければ赤ちゃんの表情やしぐさまでよく見えるので、ますます愛着がわくことでしょう。

3Dとどう違うの?

3Dは立体的な静止画で4Dは動画です。3Dがカメラ、4Dがビデオと思っていただくとわかりやすいと思います。

4Dエコーに適した時期ってあるの?

当院では4Dエコーは妊娠15週から28週までのご予約を承っておりますが、概して週数の小さい方が成功率は高いです。

妊娠15週から23週ぐらいまで
まだ赤ちゃんが小さく全身を映すことができるので、後ろ向きでお顔が見えなくても、「あっ、後ろ向き!恥ずかしがり屋さんやなあ^_^」とお楽しみいただけます。

妊娠24週から28週まで
赤ちゃんが大きくなりお体の部分しか映せなくなります。そのため赤ちゃんが後ろ向きだと後頭部や背中の一部しか映らず、「何これ?全然わからない……」とテンションが下がってしまいます。その代わり!お顔が見えたら小さい週数の赤ちゃんよりずっと表情が豊かなことから「すごい!リアルっ!!」、とテンションは超揚げ揚げになります。この週数の4Dエコーは端的に言うとハイリスク・ハイリターンです。

尚、妊娠29週以降は残念な結果に終わることが多いことから、この時期の4Dエコーのご予約は承っておりません。

4Dエコーだけして欲しいんですが?

はい、行っています。他院で健診を受けていて4Dエコーのみ当院を希望の方もweb録画予約できます。

4Dエコーにかかる費用は?

当院の妊婦健診を受けておられるお母さんは、エコー動画館登録料3,300円(税込み)を最初にお支払いいただくだけで、中期・心臓・後期スクリーニングのたびに動画館に数分程度4Dエコーを記録いたします。

  • *録画は数分で検査すべてを録画するわけではありませんのでご了承ください。
  • *胎児エコーを診察室2で行った場合にのみ録画可能です。
  • *赤ちゃんのお顔や動いている様子を録画いたします。

当院で妊婦健診されていても4Dだけをしっかりと楽しみたいお母さんや、当院以外で妊婦健診されているお母さんは、8,000円(税込み)で20分間4Dエコーを動画館に記録いたします。

エコー動画館って何ですか?

4Dエコーで録画した胎児の動画をスマホやタブレット、パソコンでいつでも閲覧できるサービスです。

ママのおなかの中から初めての動画デビュー エコー動画館