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【ご注意・免責事項】 本ページの情報は、一般的な医学知識の提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療を推奨するものではありません。症状や状態は個人によって大きく異なります。自己判断による診断・治療は思わぬ健康被害につながる場合がありますので、気になる症状がある場合は必ず医師にご相談ください。本ページの情報に基づく行動によって生じたいかなる損害についても、当院は責任を負いかねます。
ふくだあやレディースクリニック 婦人科診察室
Amenorrhea

無月経

「生理が3ヶ月以上来ていない」——その背景に、ホルモンの乱れが隠れていることがあります。
大阪市北区・南森町の婦人科で、まずは原因を調べてみませんか。

こんにちは。ふくだあやレディースクリニック院長の福田綾です。

「気づいたら生理が何ヶ月も来ていない」「ダイエットをしてから生理が止まってしまった」「忙しさで後回しにしていたけれど、このままで大丈夫かな」——このようなご不安でご来院される患者様が、当院にもたくさんいらっしゃいます。

無月経は、単に「生理が来ない」だけの問題ではありません。背景にホルモンの乱れや多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが隠れていることもあり、放置すると骨や全身の健康、そして将来の妊娠にも影響します。このページでは、無月経の原因や体への影響、当院での診療の流れを詳しく解説します。どうぞ最後まで読んでくださいね。

What is Amenorrhea?

無月経とは

無月経とは、月経が一定期間以上来ない状態をいいます。大きく2種類に分けられます。

原発性無月経

18歳を過ぎても一度も月経が来ていない状態。染色体異常・生殖器の形態異常・ホルモン分泌異常などが原因として考えられます。

続発性無月経

これまで月経があったのに、3ヶ月以上月経が来なくなった状態。最も多いタイプで、ストレス・過度なダイエット・ホルモン異常などが主な原因です。

無月経は単に「生理が来ない」だけの問題ではなく、女性ホルモンの低下による骨密度の低下・不妊・動脈硬化リスクの上昇など、全身への影響が生じます。放置せずに早めに受診することが大切です。

Causes

🔵 無月経の主な原因

無月経の原因はひとつではありません。原因によって治療法が大きく異なるため、まずは「何が背景にあるのか」を調べることが大切です。

① 視床下部性無月経(機能性)

過度なダイエット・急激な体重減少・激しい運動・強いストレスによって、脳の視床下部からのホルモン分泌が抑制され、排卵・月経が止まります。若い女性に最も多いタイプです。

② 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

卵巣内に多数の小さな卵胞がたまり、排卵が起こりにくくなる疾患です。稀発月経から無月経へと進行することがあります。肥満・ニキビ・多毛を伴うことも多く、不妊の原因として重要です。詳しくは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のページもご覧ください。

③ 高プロラクチン血症

授乳ホルモンであるプロラクチンが過剰分泌され、排卵が抑制されます。乳汁分泌を伴うことがあります。下垂体の腫瘍(プロラクチノーマ)が原因のこともあります。

④ 早発卵巣不全(POI)

40歳未満で卵巣機能が低下し、更年期に近い状態になる疾患です。FSH(卵胞刺激ホルモン)が高値を示します。

⑤ 甲状腺疾患

甲状腺ホルモンの異常も無月経の原因になります。疲労・体重変化・むくみ・動悸などを伴うことがあります。

⑥ 子宮の問題

子宮内腔の癒着(アッシャーマン症候群)や子宮頸管狭窄などにより、月経血が排出できなくなることがあります。

Health Effects

⚠️ 無月経が体に与える影響

「痛くないから大丈夫」と思っていても、無月経が続くと女性ホルモンの低下によって全身に影響が及びます。

  • 骨密度の低下:女性ホルモン(エストロゲン)の低下により骨がもろくなり、将来的な骨粗しょう症のリスクが高まります
  • 不妊:排卵が起こっていないため、自然妊娠が難しくなります
  • 動脈硬化・心疾患リスクの上昇:エストロゲンには血管を守る働きがあり、その低下は心血管系にも影響します
  • ほてり・冷え・気分の落ち込み:更年期様の症状が現れることがあります

こうした影響は、特に長期の無月経で大きくなります。「生理が来ないだけ」と軽く考えず、早めに原因を調べておくことが、その後の健康と安心につながります。

Diagnosis

診断方法

当院では以下の検査を組み合わせて、無月経の原因を調べていきます。気になることは遠慮なくお話しくださいね。

  • 問診:月経歴・体重変化・運動量・ストレス・薬の服用歴など
  • ホルモン検査(血液検査):FSH・LH・エストラジオール・プロラクチン・AMH・甲状腺ホルモンなど
  • 経腟(経腹)超音波検査:子宮・卵巣の形態・卵胞の確認
  • 黄体ホルモン試験・エストロゲン・黄体ホルモン試験:無月経の原因レベルを特定するための負荷試験
  • 骨密度検査:長期の無月経では骨への影響を評価します

Treatment

🔵 治療法

治療法は原因によって異なります。患者様の背景や妊娠のご希望に合わせて、最適な方法をご提案します。

① 生活習慣の改善

視床下部性無月経(ダイエット・ストレスが原因)の場合は、適切な体重回復・栄養摂取・ストレス軽減が最も重要な治療です。体重が正常範囲に戻ることで自然に月経が再開することがあります。

② ホルモン補充療法(HRT)・ピル

エストロゲン低下による骨密度低下を防ぐため、ホルモン補充療法や低用量ピルを用いて月経を人工的に起こし、骨や血管を保護します。

③ 排卵誘発療法

妊娠を希望する方には、原因に応じた排卵誘発剤の使用や、不妊専門施設への紹介を行います。不妊・妊活相談とも連携しますので、ライフプランに合わせて一緒に考えていきましょう。

④ 原因疾患の治療

高プロラクチン血症にはカベルゴリンなどのドパミン作動薬、甲状腺疾患には甲状腺ホルモン薬など、原因に応じた薬物療法を行います。

When to Visit

受診のタイミング

  • ✅ 生理が3ヶ月以上来ていない
  • ✅ 18歳を過ぎても一度も生理が来たことがない
  • ✅ 急激なダイエットや激しい運動後から生理が止まった
  • ✅ 乳汁のような分泌物が出る
  • ✅ ほてり・冷え・不眠など更年期に似た症状がある
  • ✅ 妊娠を希望しているが生理が来ない

一つでも当てはまる方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。無月経は、原因を調べて適切に対応すれば、月経が再開したり、将来の妊娠につなげられたりすることが多い疾患です。

FAQ

🟤 よくあるご質問

Q. ダイエットをやめれば生理は自然に戻りますか?
A. 体重が回復すれば自然に月経が戻ることは多いです。ただし長期間の無月経は骨密度に影響するため、体重回復と並行してホルモン療法を行うこともあります。まずはご相談ください。
Q. 無月経でも妊娠できますか?
A. 排卵が止まっている状態では自然妊娠は難しいですが、原因を治療することで排卵が再開し、妊娠できるケースは多くあります。妊娠を希望される場合はお早めにご相談ください。
Q. 無月経が続くと将来どんなリスクがありますか?
A. 女性ホルモン(エストロゲン)が低い状態が続くと、骨粗しょう症・動脈硬化・心疾患のリスクが高まります。特に10〜30代での長期無月経は骨への影響が大きく、早めの治療が重要です。
Q. ピルを飲めば生理が来ますか?
A. ピルを服用すると人工的な月経(消退出血)が起こります。これにより骨やホルモン環境を守ることができますが、根本的な原因の治療も並行して必要です。
Q. 検査はどんなことをしますか?痛いですか?
A. 主に血液検査と超音波検査です。未性交の方や初めての方でも、経腹超音波(お腹の上からの検査)で対応できますのでご安心ください。

Doctor's Message

院長より — 受診をためらっている方へ

「生理が来ないけれど、痛くないし、そのうち戻るかな」「忙しくて、つい受診を後回しにしていた」——そういった声をよく聞きます。

でも、無月経は「生理が来ないだけ」ではなく、体が出してくれている大切なサインです。背景にホルモンの乱れやPCOSなどが隠れていることもありますし、放置すると骨や全身の健康、将来の妊娠にも影響します。だからこそ、早めに原因を調べておくことがとても大切なんです。

当院は女性医師による婦人科専門クリニックです。検査は主に血液検査と超音波検査で、未性交の方や初めての方も経腹超音波で対応できますのでご安心ください。「こんなこと聞いていいのかな」という些細な疑問も、どうぞ遠慮なくおっしゃってください。一人で抱え込まず、まずはお気軽にご予約くださいね。

ふくだあやレディースクリニック 院長 福田 綾(産婦人科専門医)

Clinic Information

クリニック情報・アクセス・ご予約

ふくだあやレディースクリニック(本院)

院長 福田 綾(産婦人科専門医)

〒530-0038
大阪府大阪市北区紅梅町1-6 カザリーノビル1階

TEL:06-6354-0088

アクセス

  • 大阪メトロ 谷町線・堺筋線「南森町駅」4番出口より徒歩約4分
  • JR東西線「大阪天満宮駅」9番出口より徒歩約1分

診療内容(本院)

婦人科・妊婦健診・子宮頸がん検診・医療脱毛など。無月経・月経不順・PCOSなどの月経のお悩みはこちらの本院をご受診ください。

ご予約・お問い合わせ

WEB・LINE予約は24時間受付中。お待ちの時間を短縮できます。

料金については料金ページをご参照ください。

※ 本ページの内容は、日本産科婦人科学会ガイドライン・最新の医学的エビデンスに基づき、院長・福田綾が監修しています。個々の症状・治療については必ず医師にご相談ください。

最終更新:2026年6月29日 監修:院長 福田 綾(産婦人科専門医)
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