副作用が少なく、35歳以上でも内服できる新しい選択肢💊

2025年6月30日発売の「スリンダ®」(自由診療)は、エストロゲンを含まないため、「吐き気が心配」「血栓症が怖い」そんな方にも使いやすいお薬です。
- 血栓リスクが少ない
- 40代・喫煙者・高血圧の方にも処方可能
- PMSや月経痛の改善も期待できる
「ピルは副作用が心配で…」と避けていた方にも、ぜひ知っていただきたい選択肢です。
他にも今までピルが飲めなかった
- 血栓症リスクが高い人
- 片頭痛持ち
- 授乳中
- 肥満(BMI指数が30以上)
- 喫煙者(1日15本以上喫煙)
でもミニピルであれば服用可能です。

💴費用について
- 1シート:3300円 税込み 自由診療
初診料・定期的な検査・診察料は別途必要となります(症状や診療内容により費用が異なります)。
🔍スリンダ®とは?
- ドロスピレノンのみを含む経口避妊薬(ミニピル・POP)
- 世界60か国以上で承認されています
✅特徴とメリット
- 血栓症リスクが低い(エストロゲン不使用)
- 喫煙者・40歳以上・高血圧の方にも使える可能性あり
- 月経痛やPMSの軽減にも効果が期待されます
🌸スリンダ®・低用量ピル・ディナゲスト 比較表
項目 | スリンダ®(ミニピル) | 低用量ピル(OC/LEP) | ディナゲスト |
---|---|---|---|
含有ホルモン | 黄体ホルモン | 黄体ホルモン エストロゲン |
黄体ホルモン |
避妊効果 | ◎(高い) | ◎(高い) | △(避妊目的ではない) |
血栓リスク | 〇(低い) | △(やや高い) | ◎(低い) |
月経痛・ PMS改善 |
〇(効果あり) | ◎(高い効果) | ◎(強い効果) |
保険適用 | ✖(自費) | 〇(保険or自費 選択可能) | 〇(保険適用あり) |
飲みやすさ | 〇(1日1回) 飲み忘れても、2日まで対応可能 |
〇(1日1回) 飲み忘れは1日まで対応可能 |
✖(1日2回) |
対象者 |
◎(40歳以上・喫煙者・高血圧も可) 服用できない人
|
△ 服用できない人
|
△ 服用できない人
|
💡 飲み方は?
- 1日1回、できるだけ決まった時間に服用
- 28錠(24錠+偽薬4錠)を繰り返し服用

こんな時、どうしたらいい?
- ピルから切り替えたい:OC/LEPの実薬を全て飲み終えた翌日から服用を開始
- ミレーナやノバTから切り替えたい:ミレーナやノバTを抜去した当日から服用を開始
- 切り替え後の飲み始めが遅れると、避妊効果が弱くなってしまいます。
⚠️ 注意点・副作用
- 飲み始めの頃は不正出血が見られることも
- 乳がん・重度の肝疾患・妊娠中は使用できません
- 授乳中は医師と相談のうえ使用
📈 避妊効果は?
- 低用量ピルと同等レベルです
- 正しく飲めば、高い避妊効果が期待できます
- コンドームは? 当然のことながら、性感染症予防には効果がないため、コンドーム併用を推奨します
💴 1ヵ月からお試しOK
- 低用量~超低用量まで幅広い種類のピルを用意しています。
- 当院ではPILLに詳しい医師や看護師が、個室でピルカウンセリングを行っています。
- カウンセリング後にピルを選んでいただけます。
不安な点やご質問は、どうぞお気軽に診察室でお声かけくださいね。
より多くの方に安心して避妊や月経コントロールができるよう、サポートさせてください。