INFO

NIPT・出生前診断をご検討の方は、向かいのひろつぐ出生前診断クリニック

専門サイトへ
落ち着いた木の質感の相談スペース
Gynecology

婦人科・ピル外来

大阪市北区・南森町の婦人科。女性の体に関わる、すべてのお悩みに。
「がまんしなければ」と思わず、どうぞご相談ください。

ふくだあやレディースクリニックは、大阪市北区(南森町・天満・扇町エリア)で月経トラブル・更年期・おりものの異常など婦人科の幅広い症状を女性医師に相談できる婦人科クリニックです。

Gynecology

女性のお悩みに、丁寧に向き合います。

「がまんしなければ」と思わずに、どうぞお気軽にご相談ください。 生理・避妊・性感染症から子宮・卵巣の異常、更年期まで、女性の体に関わる幅広いご相談をお受けしています。

生理不順・生理痛・月経前症候群

「最近、生理がおかしいな」「生理痛がつらい」「生理じゃないときにも出血するけど、大丈夫かな」——
こんな不安を抱えていても、婦人科を受診するのは勇気がいりますよね。生理の異常には次のようなものがあります。

月経不順

正常な月経周期は約25〜38日です。次のような時はお早めにご受診ください。

  • 生理が不規則、間隔が極端に短い・長い
  • 出血量が極端に少ない、生理が1〜2日で終わってしまう
  • 出血が長く続く(10日以上)

ホルモンの異常や不規則な生活習慣、過剰なストレス、無理なダイエット、激しいスポーツなどが原因となることがあります。また、排卵障害・不妊症・感染症、重篤な子宮や卵巣の病気のサインであることもあります。将来の出産をご希望の方は、お早めにご受診ください。

月経困難症・過多月経

  • 生理痛が重い、月経の出血が多い
  • レバーのような血の塊が出る
  • 生理の時に腹痛や頭痛が起こる
  • 痛みで起き上がれない

つらい生理痛をがまんしていませんか。子宮筋腫や子宮内膜症が関係していることもありますので、お早めの受診をおすすめいたします。鎮痛剤やピル、漢方など、適切な検査と診断の上でご提案いたします。婦人科受診の経験が少ない思春期の方は、ご希望に沿って内診を行わず、お腹の上からの診察とすることも可能です。生理で悩んでいるお嬢様をお持ちのお母さま、一度ご一緒にご来院ください。

月経困難症について詳細はこちら

月経前症候群(PMS)・月経前不快気分障害(PMDD)

  • 生理前にイライラする、気分の波が激しい
  • 生理前はとても眠たい
  • 肌が荒れやすくなる、ニキビができる
  • 体調がなんとなく不調
  • おなかが痛い、腰痛が起こる
  • 乳房が張って痛い
  • からだがむくむ
  • 頭痛が起こるなど

ピルや漢方などで症状が治まることもあります。お話をお聞かせください。

PMS/PMDDについて詳細はこちら

その他

  • 不正出血:排卵期出血、ポリープ、がん、ホルモンバランスの乱れなど、原因はさまざまです。詳細はこちら

おりもの異常・かゆみ・痛み

「おりものの量や色がいつもと違う」「デリケートゾーンがかゆい・痛い」——こうした変化は、体調の変化のほか、雑菌の繁殖や性感染症が原因のこともあります。放置すると不妊症につながる場合もあるため、早めの受診をおすすめします。

  • カンジダ膣炎:カビ(真菌)が原因。白いチーズ状のおりものとかゆみが特徴。詳細はこちら
  • 細菌性膣炎:膣内の細菌バランスが乱れて発症。においの強い灰白色のおりものが特徴。
  • 性感染症(STI):クラミジア・淋菌・梅毒・トリコモナス・マイコプラズマジェニタリウムなどが代表的。症状が出にくいため注意が必要です。
  • 性器ヘルペス感染症:外陰部の水疱・痛み・かゆみが特徴。再発を繰り返すことがあります。
  • 尖圭コンジローマ:HPV感染による乳頭状のいぼ。放置すると広がるため、早めの治療が大切です。

子宮の異常

  • 子宮筋腫:30歳以上の約4人に1人に見られる良性腫瘍。詳細はこちら
  • 子宮内膜症:月経のある女性の約10%にみられます。不妊症との関連も。詳細はこちら
  • 子宮頸管ポリープ:ほとんどが良性ですが、不正出血の原因になります。

卵巣の異常

卵巣の病気は自覚症状がほとんどありません。超音波(エコー)検査でのチェックが大切です。

  • 卵巣のう腫:液体が溜まった袋状の腫瘤。茎捻転(激痛)に注意。
  • チョコレートのう胞:子宮内膜症が卵巣に。不妊や悪性化のリスク。
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):月経不順・無月経・不妊の原因。詳細はこちら

ピル外来

ピル外来の詳細は ピル外来のページ でご案内しています。

更年期・ホルモンバランス

のぼせ、ほてり、不眠、イライラ——閉経前後の女性ホルモン減少が原因で、心身にさまざまな症状が現れます。当院ではホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、お一人おひとりの症状や体質に合わせて治療を選択します。

  • 血管運動神経症状:ホットフラッシュ、動悸、めまい、頭痛
  • 精神・神経症状:不眠、不安感、気分の落ち込み
  • その他:肩こり、腰痛、関節痛、膣の乾燥、頻尿、肌のかゆみ、性交痛、お肌のエイジング
更年期障害について詳細はこちら

性感染症(STI)

性感染症は症状が出にくいことも多く、定期的な検査が大切です。パートナーとの同時検査・治療も対応しています。

  • おりもの培養検査(結果まで約1週間)
  • 顕微鏡検査(約15分)
  • STI検査:クラミジア・淋菌・トリコモナス・マイコプラズマジェニタリウム・ウレアプラズマ・梅毒・HIV・HPV・コンジローマ・ヘルペス等(数日〜1週間)

不妊相談・プレコンセプションケア

妊娠に関する悩みのアドバイス、検査、専門クリニックへの紹介を行っています。
内診・エコー・ホルモン検査・AMH検査・タイミング指導など、まずはお気軽にご相談ください。

当院は大阪府早発卵巣不全患者等妊孕性温存治療費助成試行事業のうち、AMH検査助成事業の登録機関です。

不妊について詳細はこちら

子宮・乳がん検診

子宮頸がんの原因・予防・HPVワクチンについては 子宮頸がん・HPVについて詳細はこちら

子宮・乳がん検診の詳細は 子宮・乳がん検診のページ でご案内しています。

日帰り手術

  • 子宮ポリープ切除術
  • 子宮頸管ポリープ切除術
  • バルトリン腺嚢胞・膿瘍切開
  • コンジローマ切除術
  • 流産手術(保険診療)
  • 人工妊娠中絶手術(10週未満、吸引法)

Infection Control

感染対策への取り組み

Nanosonics社の超音波プローブ用高水準消毒装置 trophon2
超音波プローブ専用の高水準消毒装置(trophon®2 / Nanosonics)

超音波プローブ(経腟・経膣)は、使用のたびに高水準消毒装置で丁寧に消毒しております。消毒履歴は電子管理され、毎回トレーサビリティを確保しています。

  • 内診器具・挙腟カンシを含むすべての接触器具をディスポーザブルで順次交換しています。
  • 内診台・ベッド・一般機器は、医療用消毒洗浄を毎使用後に行っております。
  • スタッフは規定の手指衛生・標準予防策を徹底しております。
  • 器具の滅菌消毒を徹底し、お肌に触れるタオル類はディスポーザブル(使い捨て)を使用しております。

Emergency Contraception

アフターピル(緊急避妊)料金

薬品名 有効時間 平日料金 土曜料金
レボノルゲストレル錠72時間以内 ¥8,800¥9,800
エラワン120時間以内 ¥9,900¥10,900

※ エラワンは日本未承認薬。医師専用輸入代行会社を通じてメーカー正規品を取り扱い。表示価格は税込。

Diseases & Treatments

疾患について詳しく知る

気になる症状・疾患について、院長・福田綾が分かりやすく解説します。気になる項目をタップすると詳しい説明に移動します。

月経のお悩み

生理痛・量・周期・出血など、月経に関するご相談。

子宮・卵巣の疾患

子宮や卵巣に関する病気の解説と治療法。

婦人科がんと検診

早期発見が大切な婦人科がんと検診のご案内。

更年期

更年期の症状と治療法のご紹介。

ピル・避妊・治療デバイス

低用量ピル・アフターピル・ミレーナの詳しい解説。

性感染症・尿のお悩み・その他

性感染症の検査・尿のトラブル・人工妊娠中絶のご相談。

全身に関わるお悩み

月経・妊娠・更年期とも関わる、全身のお悩みのご相談。

月経のお悩み

月経のお悩み

月経不順(生理不順)

月経の周期・期間・量が正常範囲から外れた状態の総称です。ホルモンバランスの乱れやPCOS・甲状腺疾患などが背景にあることもあり、放置すると不妊や骨粗しょう症のリスクにつながることがあります。ホルモン検査・超音波で原因を調べ、周期調整から妊活サポートまで対応します。

→ 月経不順(生理不順) の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

過多月経

経血量が多い・レバー状の血のかたまりが出るといった状態です。子宮筋腫や子宮腺筋症などが背景にあることが多く、慢性的な貧血の原因にもなります。超音波・血液検査で原因を調べ、ミレーナ・低用量ピル・貧血治療まで対応します。

→ 過多月経 の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

無月経

3ヶ月以上月経が来ない状態です。ホルモンの乱れ・体重の急減・PCOS・甲状腺疾患などが背景にあることがあり、放置すると不妊や骨量低下につながることがあります。原因を調べて治療します。

→ 無月経 の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

子宮・卵巣の疾患

子宮・卵巣の疾患

子宮内膜症

子宮内膜に似た組織が子宮の外で増殖し、強い月経痛・性交痛・排便痛や不妊の原因になる疾患です。チョコレート嚢胞を伴うこともあります。薬物療法から手術まで、症状とご希望に応じて対応します。

→ 子宮内膜症 の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

子宮腺筋症

子宮内膜の組織が子宮の筋層内に入り込み、激しい月経痛と過多月経を引き起こす疾患です。年々悪化しやすく、子宮内膜症と合併することもあります。ミレーナやホルモン療法で子宮を温存しながら、症状の改善を目指します。

→ 子宮腺筋症 の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

卵巣嚢腫

卵巣に液体などが溜まった袋状の腫瘤(嚢胞)ができる疾患で、多くは良性です。小さいうちは無症状のことが多く、検診で偶然見つかることもあります。茎捻転・破裂の注意点を含め、超音波・MRI・腫瘍マーカーで評価し、経過観察から手術連携まで対応します。

→ 卵巣嚢腫 の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

婦人科がんと検診

婦人科がんと検診

卵巣がん

症状が出にくく「サイレントキラー」とも呼ばれるがんです。お腹の張り・下腹部の違和感が続く場合や、子宮内膜症・チョコレート嚢胞のある方は注意が必要です。超音波・検査・専門施設連携に対応します。

→ 卵巣がん の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

更年期

更年期

更年期障害

閉経前後のホルモン変化により、ほてり・発汗・動悸・不眠・関節痛・気分の落ち込みなど多彩な症状が現れます。ホルモン補充療法・漢方などで楽になることが多いので、我慢せずご相談ください。

→ 更年期障害 の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

ピル・避妊・治療デバイス

ピル・避妊・治療デバイス

低用量ピル(OC/LEP)

低用量ピルとは

低用量ピルとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲスチン(黄体ホルモン)を低用量で含む経口避妊薬・治療薬です。毎日1錠を服用することで排卵を抑制し、避妊・月経困難症・子宮内膜症・PMSなど幅広い目的に使用されます。

OC(低用量経口避妊薬)

避妊目的での使用。自由診療(保険適用外)となります。

LEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)

月経困難症・子宮内膜症の治療目的での使用。保険適用があります。

成分はほぼ同じですが、使用目的によって保険適用の有無が異なります。

低用量ピルでできること

  • 避妊:正しく服用した場合の避妊効果は99%以上
  • 月経困難症(生理痛)の改善:プロスタグランジン産生を抑制し痛みを軽減
  • 過多月経の改善:子宮内膜を薄くし経血量を減少
  • 月経周期の安定:生理日をコントロールできる
  • PMS・PMDDの改善:ホルモン変動を安定させ精神・身体症状を軽減
  • 子宮内膜症・子宮腺筋症の進行抑制:病変の拡大を防ぐ
  • 卵巣がん・子宮体がんリスクの低下:長期服用で予防効果
  • ニキビの改善:一部のピルで効果あり

低用量ピルの種類

世代・種類主な製品名特徴
第1〜2世代ルナベル、フリウェル など月経困難症・子宮内膜症に保険適用
第3世代トリキュラー、マーベロン など血栓リスクがやや低い・ニキビ改善効果
ドロスピレノン含有ヤーズ、ヤーズフレックス などPMDDにも保険適用・むくみが出にくい
ミニピル(プロゲスチン単剤)スリンダ などエストロゲン禁忌の方・授乳中に使用可

どのピルが適しているかは症状・目的・体質によって異なります。当院で一緒に検討しましょう。

服用方法

通常は月経開始1〜5日目から服用を開始し、毎日同じ時間に1錠ずつ服用します。21錠タイプ(7日休薬)・28錠タイプ(偽薬あり)・連続服用タイプ(ヤーズフレックスなど)があります。

飲み忘れた場合は気づいた時点ですぐに服用し、次の錠剤は通常通り服用します。2日以上飲み忘れた場合は避妊効果が低下するため、コンドームを使用してください。

主な副作用

  • 服用初期(1〜3ヶ月):吐き気・頭痛・不規則な出血・乳房の張り感。多くは数ヶ月で軽減します
  • 血栓症(静脈血栓塞栓症):最も注意すべき副作用。リスクは低いですが(非服用者の3〜4倍、ただし妊婦よりは低い)、長時間の飛行機移動・手術前後・喫煙との併用で注意が必要です
  • 血圧上昇:定期的な血圧測定が推奨されます
  • 気分の変化:一部の方でうつ症状が現れることがあります

ピルを使用できない方(禁忌)

  • 35歳以上で1日15本以上の喫煙者
  • 血栓症・脳卒中・心筋梗塞の既往または現在
  • 重篤な高血圧・糖尿病合併症
  • 片頭痛で前兆(閃輝暗点など)がある方
  • 乳がん・子宮体がんの既往
  • 妊娠中・妊娠の可能性がある方
  • 授乳中(通常のピル)※ミニピルは可

費用について

  • 保険適用(LEP):月経困難症・子宮内膜症の治療目的で処方された場合、3割負担で月額約1,500〜3,000円程度
  • 自由診療(OC):避妊目的の場合、月額約2,500〜4,000円程度(製品による)
  • 初診料・定期処方の診察料が別途かかります

受診のタイミング

  • 生理痛・過多月経でお悩みの方
  • PMSの症状を改善したい方
  • 子宮内膜症・子宮腺筋症と診断されている方
  • 確実な避妊法を希望する方
  • 生理日を調整したい方(旅行・試験・大切なイベント前)
  • ニキビの改善を希望する方

よくある質問(FAQ)

Q. ピルを飲むと太りますか?
A. 現在の低用量ピルで体重増加が起こるという科学的エビデンスはほとんどありません。服用初期にむくみを感じる方はいますが、多くは数ヶ月で落ち着きます。
Q. ピルをやめたらすぐ妊娠できますか?
A. 服用を止めると多くの場合1〜3ヶ月で排卵・月経が再開し、妊娠が可能になります。長期服用していても妊孕性への長期的な影響はないとされています。
Q. 何歳まで飲めますか?
A. 非喫煙者であれば閉経まで服用可能とされています。ただし35歳以上の喫煙者には使用できません。年齢・健康状態に応じて定期的な評価が必要です。
Q. 毎日飲むのを忘れそうで不安です。
A. スマートフォンのアラームを活用すると飲み忘れを防げます。また連続服用タイプ(ヤーズフレックスなど)は管理がしやすい方もいます。ご自身のライフスタイルに合った製品を一緒に選びましょう。
Q. 血栓症が怖いのですが大丈夫ですか?
A. 血栓症のリスクはゼロではありませんが、健康な非喫煙者では非常にまれです。リスクは妊娠中・産後より低いとされています。定期的な受診・血圧管理・禁煙によってリスクを最小限にできます。

疾患一覧に戻る

アフターピル(緊急避妊薬)

避妊に失敗した・避妊をしなかった性交渉のあとに、妊娠を防ぐために服用する薬です。性交渉後72時間以内(エラワンは120時間以内・早いほど効果が高い)の服用が必要です。当院はお電話または直接ご来院で対応し(LINE・WEB予約不可)、未成年の方・性被害を受けた方にも配慮します。

→ アフターピル(緊急避妊薬) の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

ミレーナ(IUS)

子宮内に装着し、5年間にわたり少量の黄体ホルモンを放出する小さな器具です。過多月経・月経困難症・子宮腺筋症の治療(保険適用)にも、長期避妊にも使えます。毎日の服薬が不要で、未経産の方にも対応しています。

→ ミレーナ(IUS) の詳しい解説を見る

疾患一覧に戻る

性感染症・尿のお悩み・その他

性感染症・尿のお悩み・その他

腹圧性尿失禁・膀胱炎

腹圧性尿失禁

腹圧性尿失禁とは、くしゃみ・咳・笑い・運動・重いものを持ち上げるなど、お腹に力が入った瞬間に尿が漏れてしまう状態です。女性の約30〜40%が経験するとされており、特に出産後・更年期以降に多くみられます。「年だから仕方ない」「恥ずかしくて言えない」と我慢している方も多いですが、適切な治療で大幅に改善できます。

原因・リスク因子
  • 骨盤底筋の弛緩:妊娠・出産(特に経腟分娩)・加齢により骨盤底筋群が弱まり、尿道を支える力が低下します
  • 更年期・閉経後のエストロゲン低下:尿道粘膜・骨盤底筋の萎縮が起こります
  • 肥満:腹圧が慢性的に高くなります
  • 慢性的な咳:喘息・喫煙による慢性気管支炎など
  • 重労働・激しい運動:骨盤底筋への負担が増加します
診断方法
  • 問診・排尿日誌(尿漏れの頻度・タイミングを記録)
  • 尿検査(感染・血尿の確認)
  • パッドテスト(一定時間内の尿漏れ量を測定)
  • 超音波検査・尿流動態検査(必要に応じて)
治療法

① 骨盤底筋訓練(ケーゲル体操)
骨盤底筋を意識的に締める運動を繰り返すことで、尿道を支える筋力を回復させます。継続的に行うことで軽症〜中等症の腹圧性尿失禁に高い効果があります。正しい方法を指導しますので、ご相談ください。

② 生活習慣の改善
適正体重の維持・禁煙・水分管理(摂りすぎ・制限しすぎを避ける)・便秘改善が症状を和らげます。

③ 腟内エストロゲン療法
閉経後の萎縮性変化による尿失禁には、局所的な腟エストロゲン製剤が有効です。

④ 薬物療法
デュロキセチン(SNRIの一種)が尿道括約筋を強化するために使用されることがあります。

⑤ 手術療法(TVT・TOT手術)
中等症〜重症で保存的治療が効かない場合は、尿道スリング手術(TVT・TOT)が有効です。連携施設をご紹介します。

Q. 骨盤底筋訓練はどのくらいで効果が出ますか?
A. 正しく継続すれば3〜6ヶ月で多くの方に改善がみられます。1日数回・毎日継続することが重要です。正しいやり方を指導しますのでご相談ください。
Q. 尿漏れは手術しないと治りませんか?
A. 軽症〜中等症では骨盤底筋訓練・生活習慣改善・薬物療法で大きく改善できます。手術は保存的治療で効果が不十分な場合の選択肢です。まずはご相談ください。
膀胱炎(女性)

膀胱炎とは、膀胱内に細菌が侵入・増殖して炎症が起こる疾患です。女性は尿道が短く(約4cm)細菌が膀胱に入りやすいため、男性と比べて非常に多く発症します。成人女性の約50%が生涯に一度は膀胱炎を経験するとされています。

主な症状
  • 排尿時の痛み・焼けるような感覚(排尿痛)
  • 頻尿(少量しか出ないのに何度もトイレへ行きたくなる)
  • 残尿感(排尿後もすっきりしない)
  • 尿の濁り・血尿(血が混じる)
  • 下腹部の不快感・鈍痛
  • 発熱は通常なし(発熱がある場合は腎盂腎炎を疑う)

️ 高熱・腰の激しい痛みを伴う場合は腎盂腎炎の可能性があります。早急に受診してください。

原因・誘因
  • 細菌:大腸菌が原因の約80%を占めます。皮膚・腸内の細菌が尿道から膀胱に侵入します
  • 水分不足・排尿を我慢する習慣:細菌が膀胱内で増殖しやすくなります
  • 性交渉:細菌が尿道に押し込まれることがあります(ハネムーン膀胱炎)
  • 免疫力低下・疲労・ストレス:抵抗力が落ちると感染しやすくなります
  • 更年期・閉経後:エストロゲン低下により腟・尿道の自浄作用が低下します
診断・治療

診断:尿検査(白血球・細菌の確認)・尿培養検査で原因菌を特定します。

治療:抗生剤(レボフロキサシン・セフェム系など)の内服で多くは3〜7日で改善します。治療後に再発する場合は再発抑制療法や詳しい原因検索が必要です。

再発予防のために
  • 水分を十分に摂る(1日1.5〜2L程度)
  • 排尿を我慢しない・こまめにトイレへ行く
  • 性交渉後にトイレへ行く
  • トイレの後は前から後ろへ拭く
  • 下半身を冷やさない
  • 免疫力を維持する(睡眠・栄養・ストレス管理)
Q. 膀胱炎を繰り返しています。何か原因がありますか?
A. 年3回以上の膀胱炎を繰り返す場合は「反復性膀胱炎」と呼ばれます。原因として膀胱・腎臓の形態異常・閉経後の腟萎縮・生活習慣などが考えられます。詳しい検査と再発抑制療法をご相談ください。
Q. 市販薬で治りますか?
A. 市販の漢方薬(猪苓湯など)で症状が和らぐことはありますが、細菌を根本的に排除するためには抗生剤が必要です。症状が出たら早めに受診することをお勧めします。
Q. 妊娠中でも膀胱炎の治療ができますか?
A. はい、妊娠中でも使用できる安全な抗生剤があります。妊娠中の膀胱炎は早産のリスクになることもあるため、早めに受診してください。
受診のタイミング
  • くしゃみ・咳で尿が漏れる
  • 運動中・笑ったときに尿が漏れる
  • 排尿時に痛み・焼ける感覚がある
  • 頻尿・残尿感が続く
  • 尿が濁っている・血が混じる
  • 膀胱炎を繰り返している

疾患一覧に戻る

人工妊娠中絶

予期せぬ妊娠に直面し、不安や戸惑いを感じているあなたへ。当院では、どのような状況であっても、プライバシーに十分配慮した上で、丁寧にご説明・ご相談に対応いたします。一人で抱え込まず、まずはご連絡ください。

人工妊娠中絶とは

人工妊娠中絶とは、母体保護法に基づき、妊娠を人工的に終了させる医療処置です。日本では妊娠22週未満(21週6日まで)に限り、本人および配偶者(パートナー)の同意のもとで、指定医師が行うことができます。

中絶は身体的・精神的に大きな影響を伴う決断です。当院では手術前後を通じて、十分な説明と心理的サポートを大切にしています。

実施可能な時期と方法
時期方法特徴
妊娠初期
〜11週6日まで
吸引法(手動真空吸引法MVA・電動吸引法)日帰り手術。WHO推奨の安全な方法。当院で対応可能
妊娠中期
12〜21週6日
子宮収縮薬による分娩誘発入院が必要。より身体的・精神的負担が大きい。連携施設をご紹介

妊娠週数が進むほど身体への負担・リスク・費用が増加します。決断された場合はできるだけ早めにご相談ください。

手術の流れ(初期中絶・吸引法)
  1. 初診・超音波検査:妊娠週数・子宮内妊娠の確認・手術日程の相談
  2. 術前処置:手術前日または当日に子宮口を拡張する処置を行う場合があります
  3. 手術当日:静脈麻酔(全身麻酔)下で吸引法により内容物を除去。処置時間は10〜15分程度
  4. 術後経過観察:院内で1〜2時間安静の後、状態が安定したら帰宅できます
  5. 術後受診:1〜2週間後に超音波で経過を確認します
費用について
  • 人工妊娠中絶は保険適用外(自由診療)です
  • 初期中絶(〜11週6日):約100,000〜150,000円程度(麻酔・処置・術後診察含む)
  • 中期中絶(12週〜):約200,000〜400,000円以上(入院費含む)
  • 詳しい費用は診察時にご説明します。分割払いについてもご相談ください
同意書について

日本の母体保護法では、原則として本人とパートナー(配偶者・交際相手)双方の同意書が必要です。ただし以下の場合は本人の同意のみで手術が可能です。

  • 性的暴力(レイプ)による妊娠の場合
  • パートナーが不明・連絡が取れない場合
  • パートナーから暴力(DV)を受けている場合
  • 婚姻関係が解消されている場合

未成年の方は保護者の同意が必要となる場合があります。ご不安な場合はまずご相談ください。

術後のケアと注意事項
  • 術後1〜2週間は出血・軽い腹痛が続くことがあります
  • 術後1ヶ月程度は性交渉・激しい運動・入浴(シャワーは可)を控えてください
  • 術後の感染予防のため、処方された抗生剤は必ず服用してください
  • 次の月経は術後4〜6週間で来ることが多いですが、個人差があります
  • 術後すぐに排卵が再開するため、次の妊娠を希望しない場合はすぐに避妊を始めることが重要です(ピル・ミレーナなど)
  • 気分の落ち込み・不安感が続く場合はご相談ください。心のケアも大切にしています
術後の避妊について

中絶後は排卵が早期に再開するため、次の性交渉からすぐに避妊が必要です。当院では術後の避妊方法として低用量ピルやミレーナの開始もサポートしています。ご希望の方は術後の診察時にご相談ください。

受診のタイミング
  • 妊娠検査薬が陽性だった
  • 中絶を検討しているが、どうすればよいか分からない
  • 妊娠週数を確認したい
  • 性被害による妊娠で困っている
  • 術後の体調・出血が心配
よくある質問(FAQ)
Q. 一人で受診しても大丈夫ですか?
A. はい、一人でご来院いただけます。ただし手術当日は麻酔を使用するため、車・バイクの運転はできません。交通機関または付き添いの方と一緒にお越しいただくことをお勧めします。
Q. パートナーに内緒で手術できますか?
A. 日本の法律では原則としてパートナーの同意が必要ですが、暴力・連絡不能・性被害などの事情がある場合は本人同意のみで手術が可能です。詳しい状況をお聞かせいただければ対応をご相談します。
Q. 手術後、妊娠できますか?
A. 適切な方法で行われた初期中絶は、将来の妊娠に影響を与えないとされています。ただし中絶を繰り返すことで子宮内腔癒着などのリスクが生じることがあります。確実な避妊法をご検討ください。
Q. 手術は痛いですか?
A. 当院では静脈麻酔(全身麻酔)を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。術後は軽い生理痛程度の痛みが数日続くことがあります。鎮痛薬を処方しますのでご安心ください。
Q. 誰にも知られずに受診できますか?
A. プライバシーに十分配慮した対応を心がけています。健康保険は使用しませんので、保険組合への通知もありません。ご安心してご相談ください。

疾患一覧に戻る

FAQ

婦人科・ピル外来 よくあるご質問

当院は予約優先制をお願いしております。予約なしでもご受診頂けますが、待ち時間が長くなることがございます。スムーズにご案内できるよう、LINE予約またはWEB予約をご利用ください。
はい、可能です。オンライン診療にて低用量ピルの処方を行っております。お薬は自宅のポストにお届けしますので不在時もそのままお受け取りいただけます。詳しくはオンライン診療のページをご覧ください。
月経困難症には、鎮痛剤、低用量ピル、漢方薬、ホルモン療法(ディナゲスト、ミレーナ等)など複数の選択肢があります。症状や生活背景に合わせて最適な方法をご提案いたします。
症状のない20歳以上の女性は2年に1回の子宮頸がん検診が推奨されています。大阪市にお住まいの方は市の検診制度(自己負担400円)もご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
はい、当院は大阪市子宮頸がん検診の取扱医療機関です。大阪市に住民票がある20歳以上の女性の方は、自己負担400円、2年度に1回受診できます。20歳の方は無料クーポンの対象です。受診時はマイナンバーカードまたは健康保険証と市から送られる受診票をお持ちください。
当院は大阪市乳がん検診の取扱医療機関ですが、マンモグラフィー(乳房X線撮影)は実施しておりません。乳腺エコー(超音波)検査を自己負担1,000円で受診いただけます(30〜39歳の大阪市民女性、また40歳以上で妊娠中の大阪市民女性が対象)。マンモグラフィーをご希望の方には、近隣の乳腺外科をご紹介いたしますので、お気軽にお申し出ください。
40歳以上の大阪市乳がん検診はマンモグラフィーが基本となるため、マンモグラフィーを実施していない当院では受診できません。ただし、40歳以上でも妊娠中の方はマンモグラフィーが受けられないため、大阪市の乳腺エコー検診(1,000円)を受診していただけます。それ以外の40歳以上の方は、マンモグラフィー実施医療機関での受診をお願いします。ご希望であれば近隣の乳腺外科をご紹介します。
日本人女性の60〜70%は「高濃度乳房」とされ、マンモグラフィーだけでは病変を見つけにくいため、超音波検査との併用が乳がん発見率を高めることがJ-START試験で示されています。30代は乳腺エコー検診、そして40代以降はマンモグラフィーと乳腺エコーの併用検査をおすすめします。当院ではエコー検査を担当し、マンモグラフィーは乳腺外科へご紹介しますので、併せてご利用ください。
ほてり、発汗、不眠、イライラ、関節痛などが日常生活に支障をきたす場合は、ぜひご相談ください。ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、症状に応じた治療をご提案いたします。
はい、当日のご来院で処方可能です。当院ではノルレボ(72時間以内)エラワン(120時間以内)の両方を取り扱っております。性交渉からできるだけ早く服用するほど効果が高まりますので、なるべくお早めにご予約ください。土日も診療日であれば処方可能です。
ストレス、過度なダイエット、ホルモンバランスの乱れ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺疾患など、様々な原因があります。3か月以上生理がない場合は受診をおすすめします。
LINE予約 WEB予約 問診