ネットでピルを買う前に知ってほしいこと
ピルの通販・個人輸入が身近になった今こそ、
婦人科受診が大切な理由をお伝えします。
ピルはホルモンに関わるお薬です。副作用や体調の変化があるときの自己判断はとても危険で、生理痛や月経量の多さの背景に子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れていることもあります。ネットで手軽に買える時代だからこそ、婦人科で体の状態を確認しながら使っていくことが大切です。
こんにちは。ふくだあやレディースクリニック院長の福田綾です。
最近、ネットやアプリで簡単にピルを購入できるサービスが増えています。便利な反面、当院にもピルの購入や服用にまつわるご相談が増えてきました。この記事では、よくいただく3つのご質問にお答えする形で、「ネットでピルを買う前に知ってほしいこと」をお伝えします。
Q1
Q1:ネットでピルを買うのは危険?
実際に「定期便でどんどん届いてくるけど、やめられない…」「副作用が出たけど、誰に相談すればいいか分からない…」——そんなトラブルを抱えて来院される方が増えています。
ピルは便利なお薬ですが、ホルモンに関わるお薬です。副作用や体調の変化がある場合、自己判断はとても危険です。
そして、生理痛や月経量が多いと感じる症状がある方は、実は子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因になっていることもあります。診察を受けずに薬だけを使い続けていると、こうした背景にある病気に気づく機会を逃してしまうことがあります。
なお、海外医薬品の個人輸入については、日本国内で承認されていない製品が含まれる場合があることや、万一健康被害が生じた際に国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象とならない場合があることが、厚生労働省から注意喚起されています。特定のサービスの良し悪しということではなく、「体の状態を確認したうえで処方を受けられるか」「困ったときに相談できる体制があるか」を確認しておくことが大切です。
ピルを長く続けることの安全性については、「低用量ピルは長く続けても大丈夫?」の記事でも詳しく解説しています。
Q2
Q2:婦人科での診察って何をするの?
当院では、初めてピルを使う方には、医師による問診・診察、内診や超音波検査(必要に応じて腹部エコー)を行っています。その後、専門ナースによるしっかりとしたカウンセリングを行い、それぞれに一番適したピルを提案しています。
性交経験がない方や、内診に抵抗がある方には無理に内診をせず、腹部からのエコーで対応していますので、どうぞご安心ください。
ピルの種類や処方の流れについては、ピル外来のページもあわせてご覧ください。
Q3
Q3:どれくらいの頻度で通うの?
基本的には、半年〜年に1回の婦人科検診・採血の診察を受けていただければ大丈夫です。
お身体に合ったピルを、安心して継続していけるようサポートしています。
また、当院で診察を受けてピルを継続中の方は、通院の負担を減らせる当院のオンライン診療もご利用いただけます。医師の診察のもとで、ご自宅からピルの処方を受けられる仕組みです。
Summary
まとめ — 「誰から処方を受けるか」「相談できる場所があるか」
ピルはとても良いお薬、女性の味方になってくれる薬ですが、「誰から処方を受けるか」「相談できる場所があるか」がとても大切です。
ネットで手軽に買える時代だからこそ、体のことは、婦人科でしっかり確認しながら使っていきましょうね。
「ピル、ちょっと気になってた」という方、初めての方も、いつでもお気軽にご相談くださいね。女性医師が丁寧に診察いたします。WEB・LINE予約は24時間受付中です。
ふくだあやレディースクリニック 院長 福田 綾(産婦人科専門医)
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診療内容(本院)
婦人科・妊婦健診・子宮頸がん検診・医療脱毛など。低用量ピル・ミニピルのご相談は当院(本院)のピル外来をご受診ください。
※ 本ページの内容は、日本産科婦人科学会ガイドライン・最新の医学的エビデンスに基づき、院長・福田綾が監修しています。個々の症状・治療については必ず医師にご相談ください。