マーベロン/ファボワール(避妊用ピル)
2日以上続けて飲み忘れた場合は、いったん服用を中止します。そのまま次の月経(消退出血)を待ち、出血が来てから新しいシートを開始します。

大阪市北区・南森町の婦人科でピル処方。月経改善、避妊、肌悩み——ピルでできる女性のヘルスケア。
ふくだあやレディースクリニックは、大阪市北区・南森町で低用量ピル・ミニピル・アフターピルの処方を女性医師に相談できる婦人科クリニックです。
About
ピルは月経改善、避妊、ニキビ、子宮内膜症治療などに効果的です。当院ではライフスタイルや体質に合わせたピル選びをサポートします。低用量ピルには保険適用となる治療用ピルと自費診療の避妊用ピルがあり、エストロゲンを含まないミニピル(スリンダ)も取り扱っています。初めての方も他院からの転院の方も、まずはお気軽にご相談ください。
ピルは月経改善、避妊、ニキビ、子宮内膜症治療などに効果的です。当院では、ライフスタイルや体質に合わせたピル選びをサポートします。
低用量ピルには保険適用となる治療用ピルと、自費診療の避妊用ピルがあります。また、エストロゲンを含まないミニピル(スリンダ)も取り扱っており、これまでピルを選びにくかった方にも幅広くご対応しております。
初めての方も、他院からの転院の方も、まずはお気軽にご相談ください。
Our Pills
スリンダはエストロゲンを含まないプロゲスチン単剤のピルで、血栓リスクが低く、授乳中の方・40代の方・喫煙者の方など、従来の低用量ピルが使いにくかった方にも選択肢となります。
避妊を目的としたピルは保険適用外(自費診療)となります。
月経困難症や子宮内膜症の治療目的での処方は、保険適用となる場合があります。
「フレックス」製剤について — 連続服用という選択肢
通常のピルは、実薬を飲んだあとに休薬期間(またはプラセボ)を置き、そのたびに出血が起こります。一方「フレックス」と名の付く製剤(ヤーズフレックス配合錠と、そのオーソライズドジェネリックであるドロエチフレックス配合錠)は28錠すべてが実薬で、決まった休薬期間がありません。国内で初めて最長120日間の連続服用が承認されたLEP製剤で、出血の回数そのものを減らすことができます。
いずれも28錠(有効成分24錠+プラセボ4錠)ですが、通常のヤーズは21日間連続で服用したあと7日間休薬するのに対し、フレックスは休薬をはさまず続けて服用できる点が異なります。月経のたびに強い痛みがある方、出血の回数を減らしたい方、子宮内膜症の治療中の方などに選択肢となります。連続服用中に出血がみられた場合は、3日間出血が続いた時点で4日間休薬し、そのあと再開するという飲み方をします。
ヤーズフレックス/ドロエチフレックスは、日本では避妊薬としては承認されていません。月経困難症・子宮内膜症などの治療を目的として、診察のうえで処方されるお薬です。避妊をご希望の場合は別の製剤をご案内しますので、診察時にお知らせください。
※ オーソライズドジェネリック(AG)は、先発医薬品のメーカーから正式に許諾を受けて製造・販売されるジェネリック医薬品です。取り扱い状況や薬価は変更される場合がありますので、詳しくは診察時にお尋ねください。
スリンダ(ミニピル)について
スリンダはエストロゲンを含まないプロゲスチン単剤のピル(ミニピル)です。血栓リスクが低く、授乳中の方・40代の方・喫煙者の方など、従来の低用量ピルが使いにくかった方にも選択肢となります。
ジエノゲスト(先発品名:ディナゲスト)は、子宮内膜症や月経困難症(生理痛)の治療に用いられる黄体ホルモン製剤です。低用量ピルと異なり、女性ホルモン(エストロゲン)を含まず、黄体ホルモンのみで作用します。そのため、エストロゲンが関与する血栓症のリスクが比較的低く、喫煙者の方や片頭痛のある方、血栓症が心配な方にも使いやすいという特徴があります。
低用量ピルはエストロゲンと黄体ホルモンの合剤で、避妊効果もあります。一方、ジエノゲストは黄体ホルモン単独のお薬で、避妊を目的としたものではありません。生理痛や骨盤の痛みに対する効果が期待でき、特に子宮内膜症による強い生理痛に用いられます。
| 項目 | スリンダ(ミニピル) | 低用量ピル | ジエノゲスト (ディナゲスト) |
|---|---|---|---|
| 主な目的(承認効能) | 避妊 | 避妊(OC)/月経困難症などの治療(LEP) | 子宮内膜症・月経困難症の治療(避妊薬としては未承認) |
| 含有ホルモン | 黄体ホルモンのみ | 黄体+エストロゲン | 黄体ホルモンのみ |
| エストロゲン配合 | なし | あり | なし |
| 血栓リスク | 比較的低いとされる | やや高まる | 低いとされる |
| 授乳中の使用 | 医師が個別判断 | 原則不可 | 原則不可 |
| 吐き気・頭痛 | 少ないとされる | 出やすい | 少ないとされる |
| 保険適用 | × 自費 | ○ 保険 or 自費 | ○ 保険適用あり |
| 飲みやすさ | 1日1回 | 1日1回 | 1日2回 |
| 対象者 | 低用量ピルが使えない方も選択肢になり得る(医師が個別判断) | 服用できない人がいる | 避妊目的では使用不可 |
※ どのお薬が適しているかは、症状・体質・目的により異なります。詳しくはスリンダ(ミニピル)のページもご覧いただけます。実際の選択は医師が診察のうえご提案します。
ジエノゲストには0.5mg錠と1mg錠があり、月経困難症・子宮内膜症などの診断や症状に応じて、医師が用法・用量を決定します(通常は1日2回の服用です)。副作用(不正出血など)の様子をみながら調整することもあります。実際の用量は診察のうえでご説明します。
通常は月経開始日から服用を始めます。服用開始からはじめの1〜2ヶ月は、少量の不正出血(ダラダラとした出血)が続くことがよくあります。これはお薬の作用による一時的なもので、多くの場合、続けるうちに徐々に減っていきます。
出血が多いときはご連絡ください
出血が大量になった場合(ナプキンがすぐいっぱいになる、めまい・ふらつきを伴うなど)は、無理に続けず服用を中止し、早めにご連絡・ご受診ください。
そのほか、頭痛、体重の変化、吐き気などが起こることがありますが、多くは軽度で、経過とともに落ち着くことが多いとされています。気になる症状があればいつでもご相談ください。
生理痛や骨盤痛の軽減が期待でき、続けて服用することで子宮内膜症の病変が縮小することも報告されています。効果を実感するまでに数ヶ月かかることもあるため、医師と相談しながら続けることが大切です。効果や副作用の感じ方には個人差があります。
毎日の服薬が難しい方には、子宮内に装着するミレーナ(IUS)や、エストロゲンを含まないミニピル(スリンダ)という選択肢もあります。
保険適用:月経困難症・子宮内膜症の治療目的の場合は保険適用となります。詳しい費用は診察時にご案内します。
月経困難症でお悩みの方へ ― 毎日の服薬がいらない「ミレーナ(IUS/子宮内黄体ホルモン放出システム)」という選択肢。
ミレーナは、子宮の中に装着する小さなT字型の器具(子宮内システム)で、黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を少量ずつ持続的に放出します。もともとは避妊法として開発されましたが、月経量を減らし、月経痛(月経困難症)を和らげる効果があることがわかっており、日本を含め世界中で広く使用されています。
放出されたホルモンが子宮内膜に直接作用し、内膜を薄く保つことで、月経量や炎症を引き起こす物質(プロスタグランジンなど)の産生を抑えます。これにより、月経痛や経血量の両方が軽減されます。効果は装着後、数か月かけて徐々に安定していきます。
月経痛が強く、鎮痛薬や低用量ピルなどで十分な効果が得られない方、避妊も同時に希望する方、月経量が多く貧血がある方などが良い適応となります。実際の使用に際しては、婦人科診察や超音波検査などで子宮の状態を確認したうえで、個々の状態に応じて適否を判断します。
ご不明な点や、ご自身に合った治療法についてのご相談は、診察時にお気軽にお尋ねください。
Benefits
低用量ピル(OC・LEP)は、避妊だけでなく月経困難症・月経不順・子宮内膜症・PMS(月経前症候群)など、女性特有のさまざまな不調の改善に用いられます。当院では一人ひとりの症状や体質に合わせて処方します。主な効果・適応は次のとおりです。
※ 毎日の服薬が難しい方や、過多月経・子宮腺筋症の治療には、子宮内に装着するミレーナ(IUS)という選択肢もあります。
旅行や結婚式、試験、大会、お仕事の大切な予定と生理が重なりそうなとき、ホルモン剤を使って月経の時期を早めたり遅らせたりできます。これを月経移動(生理日をずらす)といいます。大阪市北区・南森町の当院では、患者さまのご予定やお身体の状況に合わせて、プラノバール(中用量ピル)・ノアルテン(黄体ホルモン製剤)・低用量ピルの3つの方法からご提案しています。
料金(自費診療)
プラノバール・ノアルテンによる月経移動 4,500円
診察・お薬代込み。初診・再診にかかわらず同額です。ご希望の方には吐き気止めもお付けしています。
低用量ピルによる月経移動 5,200円
月経移動カウンセリング 3,500円 + ピル1シート 1,700円
月経移動でいちばん大切なのが、受診のタイミングです。ご相談が遅くなるほど、選べる方法が限られてしまいます。
| ご希望 | ご来院の目安 |
|---|---|
| 遅らせたい | 移動させたい月経の予定日より1週間以上前まで |
| 早めたい | ひとつ前の月経が始まる前まで(イベントの1か月半〜2か月前が目安) |
「早める」ほうが準備期間を長く必要とします。ご予定が決まった時点で、早めにご相談ください。ご自身の月経周期がはっきりわからない場合も、まずはお越しいただければ一緒に見通しを立てます。
月経移動に最もよく用いられているお薬です。「遅らせる」「早める」のどちらにも対応できます。
エストロゲン(卵胞ホルモン)を含まない、黄体ホルモンだけのお薬です。月経を「遅らせる」目的に適しています。
すでに低用量ピルを服用中の方は、新たにお薬を追加しなくても月経をずらすことができます。
| プラノバール | ノアルテン | 低用量ピル | |
|---|---|---|---|
| 遅らせる | 〇 | 〇 | 〇(服用中の方) |
| 早める | 〇 | △ | 〇(服用中の方) |
| エストロゲン | 含む | 含まない | 含む |
| 向いている方 | 今回だけ確実にずらしたい | 吐き気が心配・エストロゲンを避けたい | 繰り返し調整したい |
次のような方は、お薬を使えない場合があります。
診察の際に既往歴やご家族の病歴、現在お飲みのお薬などをうかがい、安全にお使いいただける方法をご提案します。当てはまる項目があっても、別の方法をご案内できる場合がありますので、まずはご相談ください。
FAQ
Flow
Missed Pill
低用量ピル(OC・LEP)を服用中の方から、いちばん多くいただくご質問のひとつが「飲み忘れてしまいました。どうすればいいですか?」です。ここでとても大切なのが、飲み忘れたときの対応はお薬の種類によって違うということ。「2錠以上忘れたら中止」と覚えている方も多いのですが、これはすべてのピルに当てはまるわけではありません。
はじめに(大切なお願い)
この記事は各製品の添付文書(説明書)をもとにした一般的な整理です。お手元のお薬の説明書と、当院からの指示を優先してください。判断に迷われたときは、自己判断せずご連絡ください。
24時間以内に1錠だけの飲み忘れであれば、避妊効果はほとんど低下しないとされています。大切なのは、気づいたらすぐに対応することです。
問題になりやすいのは、2錠以上、あるいは24時間を超えて忘れてしまったときです。ここからは、お薬の種類によって対応が分かれます。
2日以上続けて飲み忘れた場合は、いったん服用を中止します。そのまま次の月経(消退出血)を待ち、出血が来てから新しいシートを開始します。
これらは月経困難症や子宮内膜症の治療薬で、患者向医薬品ガイドにも「避妊目的で使用しないでください」と明記されています。マーベロン・ファボワールとは対応が異なり、気づいた時点で前日分の1錠を服用し、当日分もいつもの時刻に服用します。その後は予定どおり継続し、中止する必要はありません。
※ 同じ低用量ピルでも対応は一律ではありません。お手元の説明書をご確認いただくか、当院にお問い合わせください。
スリンダはエストロゲンを含まず、黄体ホルモン(ドロスピレノン)だけでできたお薬です。白色の実薬24錠+淡黄色錠4錠という構成で、飲み忘れ時の対応は「忘れた日数」で3段階に分かれます。
2日以上続けて飲み忘れた場合は妊娠する可能性が高くなるとされているため、その周期はコンドームなど他の避妊法を使用してください。淡黄色錠(成分の入っていない錠剤)の飲み忘れは、この対応の対象外です。スリンダは毎日一定の時刻に飲むことが特に大切なお薬で、激しい下痢や嘔吐が続いたときも吸収が不十分になることがあるため、その周期は他の避妊法の併用をおすすめします。
3日(3錠)以上続けて飲み忘れたとき(どのピルでも共通)
服用を中止し、消退出血が来るのを待ってから新しいシートを開始します。
飲み忘れが続いたあとや、いったん服用を中止している期間は、ピルによる避妊効果は期待できません。
アフターピルはできるだけ早い服用が望ましいお薬です。心当たりがある場合は、迷わずご連絡ください。当院では当日のご相談にも対応しています。
アフターピル(緊急避妊薬)について詳しく見る
ピルの服用中は、ホルモンの作用で子宮内膜が薄く保たれ、消退出血が来ないことがありますが、服用をやめればホルモンのリズムは自然に戻っていきます。そのため、消退出血が来ないこと自体が、将来の妊娠のしやすさ(妊孕性)を下げるものではないと考えられています。将来の妊娠・出産に影響することはありません。
少し専門的なお話ですが、アメリカのガイドライン(CDCなど)では、2錠以上飲み忘れた場合でも中止せず、直近の1錠を服用して継続し、7日間は他の避妊法を併用するという方法が示されています。日本の添付文書と対応が異なるため、インターネットで調べると「中止する」「続ける」の両方の情報が出てきて、混乱される方がいらっしゃいます。どちらが誤りというわけではなく、根拠としている資料が違うという背景があります。実際の対応は、お薬の種類・忘れた錠数・シートの何日目か・性交渉の有無によって変わりますので、自己判断せず、まずはご相談いただくのが安心です。
まとめ
飲み忘れそのものは、決してめずらしいことではありません。飲み忘れが続くようであれば、飲む時間の見直しやお薬の変更もご相談いただけます。「今さら聞きにくい」と思わずに、いつでもお声かけくださいね。
FAQ
Emergency
避妊に失敗した場合や避妊をしなかった場合に、性行為後できるだけ早く服用することで妊娠を防ぐお薬です。服用が早いほど妊娠防止効果が高くなるため、性行為から72時間を目安にお早めにご受診ください。当院では失敗後120時間まで対応可能な緊急避妊ピル「エラワン」も取り扱っています。緊急の場合はまずお電話またはWEB・LINEにてお問い合わせください。
アフターピル(緊急避妊薬)は、避妊に失敗した場合や避妊をしなかった場合に、性行為後できるだけ早く服用することで妊娠を防ぐお薬です。
アフターピルはできるだけ早くご受診ください
服用が早いほど妊娠防止効果が高くなります。性行為から72時間を目安に、お早めにご受診ください。
Price
自費診療のピルの料金は以下のとおりです(税込)。月経困難症などで保険適用となるLEP製剤もありますので、診察時にご相談ください。
| 低用量ピル(1シート) | ¥2,100 | 種類により異なります |
|---|---|---|
| 低用量ピル 初回お試し(1シート) | ¥1,700 | 種類にかかわらず |
| スリンダ(ミニピル)1シート | ¥3,300 | スリンダの詳細 |
| 月経移動(初診料・カウンセリング料・お薬代込) | ¥4,500 | |
| アフターピル レボノルゲストレル錠(ノルレボ) | ¥8,800 | 初診料・避妊指導・診察料込/土日祝 +¥1,000 |
| アフターピル エラワン(ウリプリスタル) | ¥9,900〜 | 平日 ¥9,900/土日祝 ¥10,900 |
※料金は変更となる場合があります。最新の料金は料金ページをご確認ください。
FAQ