妊娠中の頭痛、原因と対処法
「妊娠してから頭痛が増えた」——その市販薬、ちょっと待って。
大阪市北区・南森町の産婦人科が、薬の注意点と受診の目安をご案内します。
こんにちは。大阪市北区・南森町のふくだあやレディースクリニック 院長の福田綾です。
妊娠中の頭痛に、市販の鎮痛薬(NSAIDs)を自己判断で使うのは避けてください。NSAIDsは羊水過少や胎児の動脈管閉鎖のリスクから、妊娠中期〜後期には禁忌とされています。痛み止めは医師の指示のもとで使用し、突然の激しい頭痛や血圧の上昇・むくみを伴う頭痛は妊娠高血圧症候群の可能性もあるため、速やかに受診してください。
妊娠中、「最近、頭がズキズキする…」「妊娠してから頭痛が増えた気がする」——こんな症状にお悩みの方はいらっしゃいませんか?妊娠中の頭痛はつらいものです。このページでは、妊娠中の頭痛と薬の注意点、受診の目安をまとめました。
Caution: NSAIDs
市販の鎮痛薬「NSAIDs」は妊娠中に注意が必要です
頭痛のとき、つい手が伸びるのが市販の鎮痛薬。しかし、市販の鎮痛薬に広く使われている「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」は、妊娠中は特に注意が必要です。
NSAIDsが妊娠中にNGな理由
- 羊水過少:妊娠20週以降、NSAIDsが胎児の腎機能を抑制し、羊水量が減るリスクがあります。羊水は胎児の発育や肺の成長に関わる重要な要素です。
- 胎児の動脈管閉鎖:妊娠中期以降には、動脈管が早期に閉じられてしまう報告が出ており、特に妊娠後期(28週以降)は重大なリスクとされています。
これらにより、NSAIDsは妊娠中期〜後期にかけて禁忌とされています。
Warning Signs
⚠️ こんな頭痛は、すぐに受診を
⚠️ 次のような頭痛は、妊娠高血圧症候群などの重要なサインの可能性があります。様子をみずに、速やかに受診してください。
- 突然の激しい頭痛
- 片側の視界が見えづらい・チカチカする
- 血圧が高い、むくみがある —— 妊娠高血圧症候群の可能性!
- 我慢できないほどの頭痛が続く
当院でも、妊娠中の体調に関するご相談を随時受け付けております。お気軽にご来院・お問い合わせくださいね。
FAQ
よくあるご質問
Doctor's Message
院長より — 「いつもと違う」と感じたら
妊娠中に頭痛があるとつらいですね。「これくらいで受診していいのかな」と迷う方も多いのですが、だからこそ、「いつもと違う」と感じたら早めの相談が安心です。
女性のライフステージに寄り添う診療を心がけています。気になる症状や不安があれば、いつでもご相談ください。
ふくだあやレディースクリニック 院長 福田 綾(産婦人科専門医)
Clinic Information
クリニック情報・アクセス・ご予約
ふくだあやレディースクリニック(本院)
院長 福田 綾(産婦人科専門医)
〒530-0038
大阪府大阪市北区紅梅町1-6 カザリーノビル1階
TEL:06-6354-0088
アクセス
- 大阪メトロ 谷町線・堺筋線「南森町駅」3番・5番出口より徒歩約3分
- JR東西線「大阪天満宮駅」9番出口より徒歩約1分
診療内容(本院)
婦人科・妊婦健診・子宮頸がん検診など。妊娠中の頭痛をはじめとする体調のご相談・妊婦健診は当院(本院)をご受診ください。出生前診断(NIPT・胎児ドック)は分院「ひろつぐ出生前診断クリニック」で対応しています。
※ 本ページの内容は、日本産科婦人科学会ガイドライン・最新の医学的エビデンスに基づき、院長・福田綾が監修しています。個々の症状・治療については必ず医師にご相談ください。