不妊・妊活相談
妊娠したいという気持ちに、医学でできるサポートがあります。
大阪市北区・南森町の婦人科で、まずはご相談ください。
こんにちは。ふくだあやレディースクリニック院長の福田綾です。
「避妊をやめてから1年近く経つけれど、なかなか妊娠しない」「そろそろ妊活を始めたいけれど、何から調べればいいのかわからない」「年齢のことが少し気になっていて、自分の卵巣の状態を知りたい」——こういった思いをお持ちの方が、当院にも多くいらっしゃいます。
先日も30代後半の患者様が「周りはみんな妊娠しているのに、自分だけ取り残されているみたいで焦っています」とおっしゃって来院されました。焦りや不安を抱えながら毎月過ごすことのつらさ、本当によくわかります。
妊活は、正しい知識と適切なタイミングで動き出すことがとても大切です。当院では、妊娠を希望される方の「第一歩」を一緒に考える検査・相談に対応しています。このページでは、不妊の定義から当院でできる検査・対応範囲まで、わかりやすくご説明します。どうぞ最後まで読んでくださいね。
What is Infertility?
不妊とは
日本産科婦人科学会の定義では、妊娠を望む健康な男女が、避妊をしないで性生活を行っているにもかかわらず、1年間妊娠しない状態を不妊といいます。「1年」というのが一つの目安ですが、これはあくまで医学的な定義です。
実際には、35歳以上の方や月経不順がある方、以前に婦人科疾患を指摘されたことがある方は、1年を待たずに早めに受診することをお勧めします。年齢とともに妊娠しやすさが変化するのは事実ですが、それは「年齢が高いと妊娠できない」ということではありません。「早めに状態を知って、計画的に動く」ことが大切です。
年齢と妊娠率について
統計的に見ると、女性の妊孕性(妊娠しやすさ)は20代後半から30代前半がピークで、35歳以降は緩やかに低下し、40歳を過ぎるとその傾向が強まります。ただし、これはあくまで集団としての傾向です。30代・40代でも自然妊娠される方はたくさんいますし、20代でも不妊の原因が見つかることもあります。
「年齢のことが気になっていて、でもどうすれば良いかわからない」——そんな方にこそ、まず現在の状態を確認する検査を受けていただきたいと思います。知ることで、焦りが安心に変わることも多いんです。
Concerns
🔵 こんなことで悩んでいませんか?
一つでも当てはまる方は、早めに婦人科に相談してみてください。
- ✅ 避妊をやめてから1年以上経つが妊娠しない
- ✅ 35歳以上で、そろそろ本格的に妊活を始めたい
- ✅ 月経が不規則で、排卵しているか心配
- ✅ 生理痛がひどく、子宮内膜症や筋腫が不妊の原因ではないか気になる
- ✅ 自分の卵巣の「残りの卵子数」の目安を知りたい(AMH検査)
- ✅ 結婚・妊活前に身体の状態を確認しておきたい(ブライダルチェック)
- ✅ タイミング法を試しているが、排卵日がよくわからない
- ✅ 流産を繰り返したことがあり、次の妊娠に向けて準備したい
- ✅ 妊活を始めたいが、何から始めればいいかわからない
- ✅ パートナーと一緒に、まず原因を調べたい
「まだ1年経っていないから」「年齢的にはまだ大丈夫かな」と思って受診を後回しにされる方も多いです。でも、早めに状態を把握しておくことで、無駄に焦ったり・逆に気づくのが遅くなったりするリスクを減らすことができます。
Causes
🟡 不妊の原因
不妊の原因は女性側・男性側・両方の複合、そして原因不明の場合があります。どれかが「悪い」わけではなく、まず調べることが大切です。
女性側の原因
排卵因子:排卵障害(月経不順・無排卵)、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、卵巣予備能の低下など。
卵管因子:卵管の閉塞・癒着。過去の感染症や子宮内膜症が原因となることがあります。
子宮因子:子宮筋腫(特に粘膜下筋腫)、子宮内膜ポリープ、子宮奇形など、着床の妨げになる状態。
男性側の原因
不妊の約半数には男性側の原因が関与していると言われています。精液検査で精子の数・運動率・形態を確認することが重要です。「男性不妊」は決して珍しいことではなく、泌尿器科や男性不妊専門施設での検査・治療で改善できるケースもあります。パートナーと一緒に調べることをお勧めします。
複合因子・原因不明
女性と男性の両方に軽度の原因が重なるケース、あるいはすべての検査が正常でも妊娠しない「機能性不妊(原因不明不妊)」もあります。原因不明というのは「問題がない」ではなく「現在の検査では特定できていない」という意味です。治療のアプローチはいくつかありますので、一緒に考えていきましょう。
不妊の原因を知ることは、治療の方針を決める第一歩です。「原因があった=諦める」ではなく、「原因がわかった=次の手が打てる」と考えていただければと思います。
Examination at Our Clinic
診断・検査(当院でできること)
当院では以下の検査・指導に対応しています。まずはご相談いただき、必要な検査を組み合わせてご提案します。
① 基礎体温の指導
毎朝起き上がる前に体温を記録する「基礎体温」は、排卵の有無・黄体機能の状態を手軽に把握できる方法です。「どうつけたらいいかわからない」という方でも、当院で記録の見方と活用法をていねいにお伝えします。体温表をお持ちの方はぜひご持参ください。
② 経腟超音波検査(卵胞モニタリング)
月経周期に合わせて経腟エコーで卵胞(卵子が入っている袋)の発育具合を確認します。卵胞が育っているか、排卵のタイミングはいつか、子宮内膜の状態はどうかを直接確認できます。タイミング法を実践される方には特に重要な検査です。初診の方・未性交の方は経腹エコーで対応しますのでご安心ください。
③ AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMHは卵巣に残っている卵子の量の目安を示すホルモンです。「卵巣予備能(卵巣に残っている卵子のストック)」を知ることで、妊活のペース・タイミングを考える際の重要な情報になります。月経周期に関係なく検査でき、当院では¥10,000(税込)で測定できます。
AMH値が低いと「妊娠できない」わけではありません。ただ、卵子のストックに限りがあることがわかれば、「時間的な余裕」を意識した行動計画を立てる際の目安になります。逆に高すぎる場合はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の可能性もあるため、エコーと合わせて確認します。
④ 各種ホルモン検査
排卵に関わるホルモン(LH・FSH・エストラジオール・プロゲステロンなど)、甲状腺ホルモン(TSH)、プロラクチン(高プロラクチン血症は排卵障害の原因になることがあります)など、血液検査で妊娠に関わるホルモンの状態を確認します。生理周期のどのタイミングで測るかが重要なため、受診時期についても一緒にご相談ください。
⑤ 子宮卵管造影検査(HSG)の紹介
卵管の通過性を確認する検査です。当院では実施していませんが、必要と判断した場合は連携施設をご紹介します。「卵管が通っているかどうか」は不妊の原因調査に欠かせない検査のひとつです。
⑥ ブライダルチェックとの関連
妊活をこれから始める方・結婚前に身体の状態を確認しておきたい方には、ブライダルチェックも入口としてご活用いただけます。AMH・ホルモン検査・クラミジア・子宮頸がん検診・エコー検査などをまとめて確認できる選択肢です。
Treatment & Support
🔵 治療・当院の対応範囲
当院では「まず状態を知る」「できる限りサポートする」という姿勢で対応します。高度な治療が必要な場合は、信頼できる専門施設へ責任を持ってご紹介します。
① タイミング法
排卵前後の性交タイミングを医学的に合わせる方法です。エコーで卵胞の発育を確認しながら、排卵日を特定してご案内します。月経不順がある方や「排卵日がよくわからない」という方にも適しています。妊活の中で最もシンプルな方法で、まず試してみることが多い選択肢です。
② 排卵誘発
排卵障害がある場合やタイミング法で妊娠に至らない場合、排卵誘発剤(内服薬または注射)を用いて排卵を促す治療を検討します。PCOSのある方などに有効なことがあります。詳細は診察時にご相談ください。
③ 背景にある婦人科疾患の治療
子宮内膜症・子宮筋腫・PCOSなど、不妊の原因となりうる疾患がある場合は、その治療を先行して行うことで妊娠しやすい環境を整えます。それぞれの疾患については、各ページもご参照ください。
④ 人工授精・高度生殖医療が必要な場合
人工授精(AIH)については、当院の対応状況を診察時にご確認ください。体外受精・顕微授精などの高度生殖医療(ART)は高度な設備と専門技術が必要なため、当院では行っていません。必要と判断した場合は、大阪市内の信頼できる生殖医療専門クリニックへ適切な情報を添えてご紹介します。「紹介先でもちゃんと診てもらえるか不安」という方もご安心ください。丁寧に橋渡しをします。
⑤ 妊娠後のフォロー
妊活を経て妊娠が確認できた後は、当院の妊婦健診で引き続きサポートします。安心して妊娠・出産を迎えられるよう、妊娠初期から丁寧に見守ります。
Fertility & Lifestyle
🟣 妊活と生活習慣・こころのケア
妊活中は「毎月の結果」に一喜一憂して、精神的に消耗してしまう方が少なくありません。当院を受診される患者様からも、「周囲のプレッシャーがつらい」「パートナーとのすれ違いを感じる」という声をよくお聞きします。
生活習慣で意識できること
- 葉酸の補充:妊娠を希望する方は、妊活開始前から葉酸サプリの摂取が推奨されています(神経管閉鎖障害の予防)
- 適切な体重管理:極端な低体重・肥満はどちらも排卵障害につながることがあります
- 禁煙:喫煙は卵巣予備能を低下させると言われています
- アルコール・カフェインの節制:過剰摂取は控えることが勧められています
- 睡眠・ストレス管理:ホルモンバランスに影響します。完璧に「妊活仕様」にしようとしすぎず、できる範囲で続けることが大切です
焦らなくていい、でも「早めに知る」は大切
「もっと早く受診していれば良かった」と後悔される方がいる一方、「受診して状態がわかったことで気持ちが楽になった」という方もたくさんいらっしゃいます。知ることは、焦ることではなく、選択肢を増やすことです。一人で抱え込まず、ぜひ気軽にご相談くださいね。
Risk of Delay
⚠️ 受診を先延ばしにすることのリスク
⚠️ 妊娠を希望しているにもかかわらず受診を後回しにすると、以下のような状況につながることがあります。
- 年齢的な変化が進む:卵巣予備能は時間とともに変化します。「もう少し様子を見よう」と思っている間に、選択できる治療の幅が変わってくることがあります
- 背景にある疾患の進行:子宮内膜症・子宮筋腫・PCOSなど、不妊の原因となる疾患が見つかっていないまま時間が経過するリスクがあります。早期に発見できれば、妊娠前に対処できることも多いです
- 精神的な消耗の長期化:原因もわからないまま毎月の期待と落胆を繰り返すことで、心身ともに疲弊してしまう方も少なくありません。「まず調べる」だけでも、心の負担が軽くなることがあります
- クラミジアなどの感染症:自覚症状がない性感染症が卵管閉塞の原因になっていることがあります。早期に発見・治療することで卵管への影響を最小限にできます
怖がらせたいわけではありません。ただ、「妊娠したい」という思いがあるなら、その気持ちに正直に動いていただきたいのです。
When to Visit
受診のタイミング
- ✅ 妊娠を希望しており、避妊をやめて1年以上経過している
- ✅ 35歳以上で、これから妊活を始めたい
- ✅ 月経不順・無月経がある(排卵しているか確認したい)
- ✅ 子宮内膜症・子宮筋腫・PCOSの診断歴があり、妊活を始めたい
- ✅ 自分のAMH(卵巣予備能)を確認しておきたい
- ✅ 流産・化学流産を経験したことがある
- ✅ ブライダルチェックとして身体の状態を把握したい
- ✅ タイミング法を自分たちで試しているが、エコーで確認したい
初診でも当日にエコー・血液検査・AMH測定を行うことができます。「まず話を聞いてもらいたい」だけでも大丈夫です。WEB・LINE予約でお待ちの時間も短縮できますので、お気軽にご予約くださいね。
FAQ
🟤 よくあるご質問
Doctor's Message
院長より — 受診をためらっている方へ
妊活中の方、あるいはこれから妊活を始めようとしている方へ。
「婦人科に相談するほどのことかな」「まだ大丈夫かな」と思いながら、じっと待ち続けている方がとても多いです。でも、「妊娠したい」という思いに対して、医学ができるサポートはたくさんあります。
私が大切にしているのは、「患者様を焦らせない」こと、そして「必要な情報を誠実にお伝えする」こと、この2つです。年齢のことを正直にお伝えするときも、「だから急いで」と追い立てるのではなく、「今の状態をふまえて、一緒に計画を立てましょう」という気持ちでお話しします。
当院は高度生殖医療(体外受精など)を行う施設ではありませんが、「妊活の入口」として、状態の把握・タイミング法の指導・背景にある疾患の治療・専門施設への橋渡しまで、できる限りお役に立ちたいと思っています。
一人で悩まず、まずはご予約ください。どんな段階の方でも、「話を聞いてもらえた」「次の一歩が見えた」と思っていただけるよう、丁寧に対応します。
ふくだあやレディースクリニック 院長 福田 綾(産婦人科専門医)
Clinic Information
クリニック情報・アクセス・ご予約
ふくだあやレディースクリニック(本院)
院長 福田 綾(産婦人科専門医)
〒530-0038
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TEL:06-6354-0088
アクセス
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診療内容(本院)
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※ 本ページの内容は、日本産科婦人科学会ガイドライン・最新の医学的エビデンスに基づき、院長・福田綾が監修しています。個々の症状・治療については必ず医師にご相談ください。