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【ご注意・免責事項】 本ページの情報は、一般的な医学知識の提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療を推奨するものではありません。症状や状態は個人によって大きく異なります。自己判断による診断・治療は思わぬ健康被害につながる場合がありますので、気になる症状がある場合は必ず医師にご相談ください。本ページの情報に基づく行動によって生じたいかなる損害についても、当院は責任を負いかねます。
ふくだあやレディースクリニック 婦人科診察室
Male Infertility & Semen Analysis

男性不妊・精液検査を受けるタイミング

妊活は二人で取り組むもの。
大阪市北区・南森町の婦人科が、精液検査のタイミングをご案内します。

不妊の原因の約半数には男性側の要因が関わっているとされています。精液検査は体への負担が少なく短時間で受けられる検査で、早めに受けることで妊活の方針を立てやすくなります。妊活はお二人で——パートナーと一緒の検査をぜひご検討ください。

こんにちは。大阪市北区・南森町のふくだあやレディースクリニック 院長 ふくだあやです。

妊活は女性側の検査から始めるものと思われがちですが、実は不妊の原因の約半数には男性側の要因が関わっています。今日は、精液検査を受けるタイミングや検査の内容について、わかりやすくご紹介します。

Not Someone Else's Problem

男性不妊も他人事ではありません

不妊カップルの約半数に男性側の要因が関係しているといわれています。男性側だけの要因の場合もあれば、男性・女性の両方に要因がある場合もあります。そのため、不妊の検査は女性だけでなく、男性とパートナーが一緒に受けることが推奨されています。

不妊症そのものについて詳しくは、不妊症のページもあわせてご覧ください。

不妊カップルの約半数に男性側の要因が関係していることを説明するイラスト

When to Get Tested

精液検査はいつ受ければいい?

妊活を始めたカップルの目安

  • ✅ 女性が35歳未満:避妊せず1年間妊娠しない場合
  • ✅ 女性が35〜40歳:避妊せず6ヶ月間妊娠しない場合
  • ✅ 女性が40歳以上:妊活を始める時点で早めに検査を検討
女性の年齢別にみた精液検査を受けるタイミングの目安を示すイラスト

以下に当てはまる方は、早めの検査がおすすめです

  • 精巣の病気や手術(停留精巣、精巣捻転など)の既往
  • おたふく風邪による精巣炎の既往
  • 勃起障害や性欲低下などの症状
  • 精索静脈瘤(陰嚢の静脈の腫れ)
  • 鼠径ヘルニアの手術歴
  • 抗がん剤治療や放射線治療の既往
  • 長期間の薬物使用(テストステロン製剤、ステロイド、一部の降圧薬など)
  • 有害物質(重金属、農薬など)への曝露
  • 性感染症の既往
  • 体外受精や人工授精で妊娠に至らなかった場合
  • 2回以上の流産(反復流産)

結婚前・妊活前にお二人の健康状態をまとめて確認したい方には、ブライダルチェックという選択肢もあります。

Why Early Testing Matters

なぜ早めの検査が大切なのか

時間とコストの節約

男性側に問題があることを知らずに女性だけが検査・治療を続けると、時間もお金も無駄になってしまいます。早めに検査することで、適切な方針を立てやすくなります。

早めの精液検査が妊活の時間とコストの節約につながることを説明するイラスト

治療で改善できることも

精索静脈瘤の手術、ホルモン異常の治療、感染症の治療、生活習慣の改善など、原因によっては治療で改善が期待できます。

重大な病気の発見につながることも

精液検査や男性不妊の評価を通じて、精巣腫瘍などの病気が見つかることがあります。精液検査が正常な方でも、1〜6%に思わぬ病気が見つかったという報告もあります。

About Semen Analysis

精液検査について

検査は複数回受けることが大切です

精液の状態は日によって変動しやすいものです。最初の検査で異常が見つかった場合は、1ヶ月以上あけて再検査を行い、2回以上の結果を総合的に見て判断することが推奨されています。

検査で異常が見つかった場合は、泌尿器科の専門医(男性不妊専門医)への紹介が推奨されます。必要に応じて、ホルモン検査や陰嚢の超音波検査、遺伝子検査などの追加検査が行われることもあります。

Understanding Results

検査結果の受け止め方

検査結果が基準値より少し低いからといって、必ずしも妊娠できないわけではありません。逆に、正常範囲内でも妊娠しにくい場合もあります。検査結果は、あくまで妊娠しやすさの目安の一つとしてお考えください。

男性の検査は、実は負担が少ないんです

  • 体への負担が少ない
  • 痛みがない
  • 費用が比較的安い
  • 短時間で済む

What Men Can Do

男性ができる妊活サポート

  • ✅ 精液検査を早めに受ける
  • ✅ 禁煙する
  • ✅ 過度の飲酒を避ける
  • ✅ 適正体重を維持する
  • ✅ 規則正しい生活を心がける
  • ✅ ストレスを管理する
  • ✅ サウナや長時間の入浴など、高温環境を避ける
  • ✅ 陰嚢を締め付ける下着を避ける

妊娠前からお二人で体を整える「プレコンセプションケア」の全体像は、プレコンセプションケアのページでご紹介しています。

FAQ

🟤 よくあるご質問

Q. 精液検査はどのタイミングで受けるべきですか?
A. 35歳未満の女性の場合は1年間、35〜40歳の場合は6ヶ月間、避妊せず妊娠しない場合が目安です。過去に精巣の病気や手術歴などがある方は、妊活を始める時点で早めの検査をおすすめします。
Q. 精液検査は1回受ければ十分ですか?
A. 精液の状態は日によって変動するため、最初の検査で異常が見つかった場合は、1ヶ月以上あけて再検査を行い、複数回の結果を総合的に評価することが推奨されています。
Q. 男性不妊の原因はどのくらいの割合ですか?
A. 不妊カップルの約半数に男性側の要因が関係しているといわれています。女性だけでなく、パートナーと一緒に検査を受けることが大切です。

Doctor's Message

院長より

妊活は二人で取り組むものです。精液検査のタイミングや方法、結果の解釈についてご不安な点があれば、遠慮なくご相談くださいね。

ふくだあやレディースクリニック 院長 福田 綾(産婦人科専門医)

Clinic Information

クリニック情報・アクセス・ご予約

ふくだあやレディースクリニック(本院)

院長 福田 綾(産婦人科専門医)

〒530-0038
大阪府大阪市北区紅梅町1-6 カザリーノビル1階

TEL:06-6354-0088

アクセス

  • 大阪メトロ 谷町線・堺筋線「南森町駅」3番・5番出口より徒歩約3分
  • JR東西線「大阪天満宮駅」9番出口より徒歩約1分

診療内容(本院)

婦人科・妊婦健診・子宮頸がん検診・ブライダルチェックなど。妊活・不妊のご相談は当院(本院)をご受診ください。検査の内容によっては連携医療機関・泌尿器科の専門医をご紹介する場合があります。

ご予約・お問い合わせ

WEB・LINE予約は24時間受付中。お待ちの時間を短縮できます。

料金については料金ページをご参照ください。

参考文献

  1. Phillips K, Olanrewaju RA, Omole F. Infertility: Evaluation and Management. American Family Physician. 2023.(ガイドライン)
  2. Schlegel PN, Sigman M, Collura B, et al. Diagnosis and Treatment of Infertility in Men: AUA/ASRM Guideline Part I. Fertility and Sterility. 2021.(ガイドライン)
  3. Carson SA, Kallen AN. Diagnosis and Management of Infertility: A Review. JAMA. 2021.(レビュー)
  4. Comprehensive guidance for human embryology, andrology, and endocrinology laboratories: management and operations: a committee opinion. Fertility and Sterility. 2022.(ガイドライン)
  5. Brannigan RE, Hermanson L, Kaczmarek J, et al. Updates to Male Infertility: AUA/ASRM Guideline (2024). The Journal of Urology. 2024.(ガイドライン)
  6. Tsujimura A, et al. 日本泌尿器科学会による男性不妊症に関する臨床診療ガイドラインの概要(日本生殖医学会の支援を受けて作成). International Journal of Urology. 2025.

※ 本ページの内容は、上記の学会ガイドライン・最新の医学的エビデンスに基づき、院長・福田綾が監修しています。個々の症状・検査・治療については必ず医師にご相談ください。

最終更新:2026年7月21日 監修:院長 福田 綾(産婦人科専門医)
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