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【ご注意・免責事項】 本ページの情報は、一般的な医学知識の提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療を推奨するものではありません。症状や状態は個人によって大きく異なります。自己判断による診断・治療は思わぬ健康被害につながる場合がありますので、気になる症状がある場合は必ず医師にご相談ください。本ページの情報に基づく行動によって生じたいかなる損害についても、当院は責任を負いかねます。
ふくだあやレディースクリニック 外観
Preconception Care

夏の妊活と冷え対策

夏の冷房による「冷え」は妊活に影響する?
室温の目安と冷やしすぎない工夫を解説します。

日常的なオフィスや自宅の冷房が、直接的に不妊の原因になるという明確な証拠はありません。過度に心配する必要はなく、室温25〜28度を目安に「冷やしすぎない工夫」を意識していただければ十分です。この記事では、冷えと妊娠しやすさの関係、夏の冷房との上手な付き合い方、そして「冷え」に用いられる漢方薬についてご紹介します。

大阪市北区・南森町のふくだあやレディースクリニックです。夏本番、冷房が欠かせない時期になりました。「妊活中は冷房で冷えすぎない方がいいと聞いたけれど、本当?」というご質問をいただくことがあります。今回はプレコンセプションケア(妊娠前からの健康管理)の視点から、夏の「冷え」との付き合い方についてお伝えします。

妊活中の夏の冷房との上手な付き合い方の解説イラスト:体を冷やしすぎない工夫で妊娠しやすい体づくりを

Cold & Fertility

冷えは妊娠に影響するの?

近年の研究では、極端な寒さや暑さへの継続的な暴露が、妊娠しやすさに影響する可能性が報告されています。特に体が冷えすぎる環境では、以下のような影響が指摘されています。

  • 月経周期の乱れ
  • 卵子の発育への影響
  • 妊娠までの期間が長くなる可能性
  • 着床や妊娠初期の維持への影響

ただし、これらは主に氷点下など極端な低温環境での研究結果です。日常的なオフィスや自宅の冷房が、直接的に不妊の原因になるという明確な証拠はありません。過度に心配する必要はなく、「冷やしすぎない工夫」を意識していただければ十分です。

体温調節が大切な理由

妊娠が成立するまでには、卵子の成熟、子宮内膜の準備、着床といった多くの段階があります。これらはホルモンバランスや子宮への血流、子宮内膜の状態に影響を受けるため、体が冷えすぎて血流が悪くなると、これらのプロセスに負担がかかる可能性があります。

Tips for Summer

夏の冷房との上手な付き合い方

① 室温の目安

  • 室温は25〜28度を目安に
  • 外気温との差は5度以内が理想的
  • 就寝時はやや高めの温度設定に
室温の目安の解説イラスト:室温は25〜28度、外気温との差は5度以内、就寝時はやや高めの温度設定に

② 体を冷やしすぎない工夫

  • 冷房の風が直接当たらない席・向きにする
  • 薄手のカーディガンやストールを常備する
  • 腹巻きやレッグウォーマーでお腹・腰回りを保温する
  • 冷たい飲み物だけでなく、常温・温かい飲み物も取り入れる
体を冷やしすぎない工夫の解説イラスト:冷房の風を直接当てない、カーディガンやストールの常備、腹巻き・レッグウォーマーでの保温、常温・温かい飲み物

③ 血流を良くする習慣

  • 適度な運動やストレッチを日常に取り入れる
  • 湯船に浸かる(38〜40度程度のぬるめのお湯がおすすめ)
  • 足湯も効果的です
血流を良くする習慣の解説イラスト:適度な運動やストレッチ、38〜40度程度のぬるめのお湯での入浴、足湯

④ 食事での工夫

生姜や根菜類など、体を温めやすいとされる食材も上手に取り入れながら、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

食事での工夫の解説イラスト:生姜・れんこん・ごぼう・にんじん・かぼちゃ・長ねぎなど体を温めやすいとされる食材の例

Important

大切なこと:冷房を過度に恐れないで

夏場は、冷房を控えすぎることによる暑さ・熱中症のリスクの方が心配です。快適な環境で過ごし、ストレスを減らすことも妊活には大切です。冷房を過度に恐れず、「冷やしすぎない工夫」を意識する程度で十分です。

適正体重の維持、禁煙、過度な飲酒を控える、十分な睡眠、ストレス管理など、生活習慣全体を整えることも合わせて意識していきましょう。

Kampo Medicine

「冷え」に用いられる漢方薬について

「冷え」の改善を目的として、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)温経湯(うんけいとう)といった漢方薬が、婦人科領域で広く使われています。

当帰芍薬散

冷えの改善や血流のサポートを目的に用いられることが多く、月経周期や黄体機能に関する報告もあります。比較的マイルドな漢方薬とされています。

温経湯

月経不順や排卵のリズムが整いにくい方に用いられることがある漢方薬です。

漢方薬は体質やお身体の状態によって合う・合わないがあります。市販薬を自己判断で始めるのではなく、気になる方は診察の際にご相談ください。漢方治療は保険適応でございます。お一人おひとりの状態に合わせてご提案いたします。

Summary

まとめ

  • ✅ 日常的な冷房が直接不妊の原因になるという明確な証拠はなく、過度な心配は不要です
  • ✅ 室温は25〜28度、外気温との差は5度以内を目安に「冷やしすぎない工夫」を
  • ✅ 保温・入浴・運動・食事で血流を保つ習慣が役立ちます
  • ✅ 夏はむしろ熱中症のリスクの方が心配。快適な環境で過ごすことも妊活には大切です
  • ✅ 冷えには当帰芍薬散・温経湯などの漢方薬が用いられます(保険適応・診察でご相談ください)

当院では、婦人科診療や妊婦健診に加えて、これから妊娠を考えている方へのプレコンセプションケアのご相談も承っています。冷えや漢方治療に関することはもちろん、栄養や生活習慣についても一緒に考えていきます。なかなか妊娠しないことにお悩みの方は不妊症のページもご参照のうえ、大阪市北区・南森町エリアで妊活を考えている方はお気軽にご来院ください。

FAQ

🟤 よくあるご質問

Q. 夏の冷房は妊活中は避けるべきですか?
A. 日常的なオフィスや自宅の冷房が直接不妊の原因になるという明確な証拠はありません。過度に恐れず「冷やしすぎない工夫」を意識する程度で十分で、夏はむしろ熱中症リスクの方が心配です。
Q. 室温はどれくらいが目安ですか?
A. 室温は25〜28度、外気温との差は5度以内が理想で、就寝時はやや高めの設定がおすすめです。風が直接当たらない工夫や、腹巻き・ストールでの保温も役立ちます。
Q. 冷えに漢方薬は使えますか?
A. 当帰芍薬散や温経湯などが婦人科領域で用いられます。体質により合う・合わないがあるため、市販薬を自己判断で始めず、診察でご相談ください(漢方治療は保険適応です)。

Clinic Information

クリニック情報・アクセス・ご予約

ふくだあやレディースクリニック(本院)

院長 福田 綾(産婦人科専門医)

〒530-0038
大阪府大阪市北区紅梅町1-6 カザリーノビル1階

TEL:06-6354-0088

アクセス

  • 大阪メトロ 谷町線・堺筋線「南森町駅」3番・5番出口より徒歩約3分
  • JR東西線「大阪天満宮駅」9番出口より徒歩約1分

診療内容(本院)

婦人科・妊婦健診・子宮頸がん検診など。これから妊娠を考えている方のプレコンセプションケア(冷え対策・漢方治療、栄養、生活習慣など)のご相談も承っています。

ご予約・お問い合わせ

WEB・LINE予約は24時間受付中。お待ちの時間を短縮できます。

料金については料金ページをご参照ください。

※ 本ページの内容は、日本産科婦人科学会ガイドライン・最新の医学的エビデンスに基づき、院長・福田綾が監修しています。個々の症状・治療については必ず医師にご相談ください。

最終更新:2026年7月21日 監修:院長 福田 綾(産婦人科専門医)
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